テンプレート:継続中の作品 テンプレート:告知
デジタルモンスター | |
---|---|
ジャンル | 冒険、アドベンチャー |
アニメ:デジモンクロスウォーズ(第1期) デジモンクロスウォーズ 〜悪のデスジェネラルと七つの王国〜(第2期) | |
原作 | 本郷あきよし |
シリーズディレクター | えんどうてつや |
シリーズ構成 | 三条陸 |
キャラクターデザイン | 浅沼昭弘 |
音楽 | 山下康介 |
アニメーション制作 | 東映アニメーション |
製作 | テレビ朝日 東映アニメーション |
放送局 | テレビ朝日 |
放送期間 | 第1期:2010年7月6日 - 2011年3月8日 第2期:2011年4月3日 - |
コピーライト表記 | ©本郷あきよし・東映アニメーション テレビ朝日・電通 |
漫画:デジモンクロスウォーズ | |
原作・原案など | 本郷あきよし |
作画 | 中島諭宇樹 |
出版社 | 集英社 |
掲載誌 | Vジャンプ |
発表期間 | 2010年8月号 - 連載中 |
巻数 | 既刊2巻(2011年7月現在) |
■テンプレート使用方法 ■ノート |
テンプレート:ウィキプロジェクト アニメ
『デジモンクロスウォーズ』(DIGIMON XROS WARS)は、2010年7月6日から放送中のテレビ朝日系列・東映アニメーション制作の日本のテレビアニメ、および同名の漫画作品である。デジタルモンスターシリーズのテレビアニメ第6作、漫画作品では第3作。また第二期『デジモンクロスウォーズ 〜悪のデスジェネラルと七つの王国〜』(デジモンクロスウォーズ あくのデスジェネラルとななつのおうこく)についても記述する。
概要
- 全体の概要
今作はデジモンシリーズ初のハイビジョン制作作品となる。また、今までシリーズを放送してきたフジテレビからテレビ朝日へ移籍、ゴールデンタイムで放送開始した。このことで、これまで地域によっての時差放送だったデジモンシリーズでは初めて、日本全国同時放送であると同時に、(30話まで)シリーズ初のフライングスタートが行われている。キー局がテレビ朝日に移動したのは、東映アニメーションの高橋浩社長の意向である。
デジモンの成長やパワーアップは今までは「進化」がメインに据えられていたが、本作の主人公デジモン達はデジクロスと呼ばれる「合体」をメインにしてパワーアップすることが特徴である。「合体」という要素は『デジモンアドベンチャー02』でもジョグレス進化として用いられた手法ではあるが、本作はそれとはまた異なり単純にパワーアップだけに留まらず、デジモンの組み合わせ次第であらゆる形に変化する。そのためか、主人公側のデジモン及び、本作初登場のデジモンは、成長期、成熟期、完全体などといったような「世代」とワクチン、ウィルス、データといったような「属性」が設定されていないという異色の設定となっている。
こういった要素とは裏腹に今までのシリーズの定番要素を組み込んでおり、前作の『デジモンセイバーズ』で意図的に避けられた「名前の頭文字が『タ』か『ダ』」「頭にゴーグルを着けている」という主人公の定番要素が復活した。反面、ナレーションが新たに登場したデジモンのデータ解説をするシーンはなくなっている。ただし、番組終了後のミニコーナー「モニタモンの索敵ってステキ」「デジモンデータコレクション」で一匹ずつだが登場するデジモンが紹介されている。
本作ではジェネラルというデジモンを統率する人間が存在するという設定があり、従来のように人間がただ進化や合体を促すだけでなく、大局的に戦場を見て自分の軍に所属するデジモン達に指示を出すようになっている。そのため人間の存在が今までとは別の形で重要なものとなっている。本作ではそういった性質上仲間のデジモンが軍の仲間として多く登場する。反面明確なパートナーデジモンというものは存在しない(シャウトモン自体は「自分が一番のパートナー」と自称している)。
第1話冒頭におけるタイキの夢の中でタイキの後ろに控えていたデジモン達の中には、今までのシリーズでパートナーとして抜擢されたデジモン達がシルエットで多く登場している。
主題歌を多く担当していた和田光司も、デジクロス時などにかかる挿入歌の担当歌手として、今作では当初から携わっている。
声優面では、今作の主人公のデジモンのシャウトモンの声優はデジモンアドベンチャーの主人公格のアグモンを、主人公の人間のタイキの声優はDIGITAL MONSTER X-evolutionの主人公のドルモンを演じた声優であり、どちらも過去のシリーズで主人公格を演じていることが特徴的である。 レギュラーメンバーでの声優の兼役が多いことも特徴的である。
デジモンのテレビアニメ版としては珍しく、アイキャッチ中にタイトルコールが流れている作品でもある。また、シリーズで初めて、「つづく」というテロップが流れている作品でもある。
- 第1期終了~第2期以降の流れ
2011年3月8日放送の第30話をもって火曜夜の放送を終了[1]。同年4月3日以降は放送時間を日曜日6:30~7:00に変更し、作品名も『デジモンクロスウォーズ 〜悪のデスジェネラルと七つの王国〜』と改題し、物語的にも新展開になっている。ただし話数は改題後も引き継がれる[2]。
デジモンの設定
本作のデジモンは、従来の作品のほとんどで使われてきたデジタマによる復活が存在せず、『デジモンテイマーズ』同様倒されたデジモンは消滅する。ただし『テイマーズ』のように倒したデジモンをロード(吸収)するという設定はない。また性別に対する言及が多少存在するがこれが全てに適応されているかなどは明かされていない。
しかし、「消滅してもデジモンの魂は不滅」という設定があり、肉体が滅んでもそのデータ自体は残留し、場合によっては復活する場合もある。
従来の設定で登場するデジモンもいるが世代に関する言及はなく、パワーアップは一部例外はあるものの、基本的にデジクロスか吸収合体のみとなっており、「進化」の概念が本格的に登場したのは30話からである(オメガモン曰くオメガシャウトモンはシャウトモンの未来の姿であるとのことで、タクティモンも自分が成長した過程を省みたうえで驚愕している)。ただし設定上はまったく意識されていないわけではなく、公式サイトでは元々のデジモンとしての設定として一部触れられているものも存在する。
ただしあくまで既存の設定は本編上において撤廃されているため、必ずしも以前存在した世代の設定において強さや階級が決まるわけではない。
あらすじ
- 第1期
- ある日、中学1年生の少年・工藤タイキは謎の声を聞いて呼びだした際、謎のアイテム、デジモンクロスローダーを手に入れ、「ジェネラル」に選ばれた。そのままデジタルワールドに呼び込まれたタイキは仲間たちと共にデジタルワールドの危機に立ち向かう。
- 第2期
- 東京でのタクティモンとの決戦を終え、タイキとシャウトモンはアカリとゼンジロウに別れを告げ、再びデジタルワールドへ戻った。ところがデジタルワールドはバグラモンによって再統合され「ランド」と呼ばれる7つの国に分裂、それぞれの国はバグラ軍が率いるバグラ七将軍「デスジェネラル」によって支配されていることを知らされる。シャウトモンの新たなる力「超進化」と共にタイキの新たな戦いが幕を開ける!
登場キャラクター
前述の通り、本作初登場のデジモン、及び既存のデジモンと同じ名前だがデザインが変更されたデジモンは世代と属性が設定されていない。本項目で示すレベルは元々のデジモンの設定であり、本作のものを指すわけではない。
クロスハート
タイキをジェネラルとするチーム。作中のテロップでは「赤の軍」とも表記される。『クロスハート』の名の由来は、『心を合わせていきたい』ことから。
アニメ版では途中から、トワイライトの天野ネネと仲間のデジモン達がダークナイトモンの元から身を離れ、クロスハートに身を移した。
漫画版では現在は、ネネの仲間のデジモン達の多くはクロスハートに身を移したが、ネネはダークナイトモンの配下のシェイドモンに肉体の意識を乗っ取られており、ダークナイトモンと共に行動を共にしている。そのため、本項ではネネはクロスハート所属になっているが、漫画版ではネネは現在でもトワイライト所属である。
- 工藤 タイキ(くどう-)
- 声 - 高山みなみ
- 本作の主人公。中学1年生の13歳で、頭のゴーグルがトレードマーク。赤のクロスローダーを持つ。
- 「ほっとけない」が口癖。幼い頃、道端で具合の悪そうなクラスメートの少年に声を掛けたところ「放っておいて」と言われ、言われるままに立ち去った結果、間もなくその少年が病院へ搬送され半年間学校を休む事になったという苦い経験をしており、「どうしてあの時、放っておいたのか」という自責の念を今でも感じている。その経験から人一倍正義感が強く、他人の悩みに首を突っ込まずにいられないお人よしであり、人助けのためなら自分の身も省みない。だがその性格が災いし、無理をし過ぎてダウンすることも度々ある。デジタルワールドに呼ばれシャウトモン達と共に闘うことになったのも「ほっとけない」性格に起因する部分が大きい。
- 一方、気性はまっすぐでありつつも、時に奇策を弄したり、敵の策をいち早く見抜き対処するなど、冷静な頭脳派としての一面も持っている。また、身体能力は非常に高く、現実世界ではあらゆるスポーツや競技で助っ人として幅広く活躍していた。
- 父親がスポーツトレーナーで全国を巡業しているため、母親と二人暮らし。
- バグラモンによって一度アカリとゼンジロウと共に東京へ戻され、タクティモンとの決戦後、シャウトモンと共に再びデジタルワールドへ旅立ったこの間にコスチュームが変更されている。
- 名前の由来は「大器」=器の大きい人間[3]。
- 天野 ネネ(あまの-)
- 声 - 桑島法子
- 薄い菫色(以前は黒)のクロスローダーを持つミステリアスな美少女。第2期ではヒロイン。年齢は不明。
- 当初は強い力や強力な戦士を探す為には悪人以外を傷つける事もいとわず、タイキに対しても、目的やジェネラルである事すらも長らく明かさなかった。時々に応じて敵にも味方にも取り入って暗躍していたが、陰では密かに心を痛め、その葛藤から歳離れした影のある雰囲気を纏っていた。
- ジェネラルとして成長著しいタイキを協力者候補と見込みアプローチを重ねていたが、結局は彼の優しさを「甘さ」と感じ見限り、ブルーフレアと結託する。だが、ヘブンゾーンで自らが窮地に陥った際にタイキによって逆に救われ、タイキのことをジェネラルとしての能力に関係無く気にかけるようになった。
- 真の目的は弟のユウと共に人間界へ帰ることだが、ユウの身柄はダークナイトモンに押さえられており、非情な行いは全て脅迫により強いられたものだった。ネネの協力を必要としなくなったダークナイトモンによって幽閉されてしまうが、タイキに救出され、その説得に応じてクロスハートと行動を共にする道を選ぶ(21話)。
- その後も暫くは他人と心を通じ合わせる事に慣れず、悩みを1人で抱え込んでいる風であったが、境遇に対するアカリとの共感などもあって徐々に心を開き、笑顔も覗かせるようになっていく。やがてシノビゾーンでの戦いをきっかけに、自分を単なる同行者ではなく「クロスハートの一員」と認めるに至り、その表れとしてクロスローダーの色が黒から薄い菫色に変化した(24話)。
- 第2期ではピンク色を基調とした服装に変わり、以前より明るい性格になっている。タイキが戻った際には変装を駆使してドラゴンランドでドルビックモン達ドラゴンデジモンの弱点の偵察を行っており、合流後はチームのまとめ役としての役割を果たしている。
- 陽ノ本 アカリ (ひのもと-)
- 声 - 白石涼子
- タイキの幼なじみ。小学6年生の12歳。アニメ版1期ヒロイン。
- いつも無茶をするタイキの内面をサポートする女房役的存在であり、自称「タイキのマネージャー」。彼の天賦のカリスマ性を本人よりも理解しており、常に彼の傍にいるよう努めている。タイキに対して密かな恋心を抱いてもいるが、持ち前の明るさとノリの良さが災いしてゼンジロウと夫婦漫才を繰り広げる羽目になることが多い。
- クロスハート内では唯一戦闘能力を持たない人間であり、彼女自身もそれを気にしている。
- 弟が2人と妹が1人おり、両親との6人家族。そのため、快活な性格とは裏腹に家族と離れ離れになった淋しさを人一倍抱えている部分があり、一時はその部分を敵に突かれて操られたりもした。
- タイキがネネを心配する事に当初は嫉妬心を覗かせていたが、ネネが自分と同じ境遇(=デジタルワールドへ来たことで肉親と離れ離れにされた)であると知ってからは、助けようとする彼に進んで同意するようになった。ネネ自身に対しても、当初の「さん」づけで呼び合う関係から、名前で呼び合う間柄へと距離が縮み、内面的に信頼する良き理解者となっている。
- タクティモンとの決戦後、ゼンジロウと共にデジタルワールドへ行くタイキを見送った。
- 剣 ゼンジロウ(つるぎ-)
- 声 - 岸尾だいすけ
- タイキの同級生。13歳。
- 剣道を習っており、以前助っ人として参加したタイキに負かされて以降彼をライバル視している。良くも悪くも常識人だが思い込みが激しく、かなりのお調子者。おまけに高所恐怖症。だがやるときはやる男で、その剣道の技を生かし、レアスターソードを手に生身でデジモンと切り結ぶこともある。
- また、両親が機械系の実業家夫婦であるため機械に詳しく、バリスタモンの修理を担当することがある。
- 「タイキの永遠のライバル」を自称して付きまとっているが、当の本人やアカリからもあまり相手にされていない三枚目キャラ。加えて、ネネに一目惚れして積極的にアプローチしているがいつも空回りしている。とは言え、そのポジティブな性格からチームのムードメーカーとして有形無形にクロスハートを支えている。
- タクティモンとの決戦後、アカリと共にデジタルワールドへ行くタイキを見送った。
タイキのクロスローダー
- シャウトモン
- 声 - 坂本千夏
- 小竜型デジモン。タイキのデジモンにおける中心的存在で、主にデジクロスの中核を担う。
- デジモンキングを目指す熱血漢で、瀕死の状態でタイキにメッセージを送り、彼らをデジタルワールドへと導く。
- 喜怒哀楽が豊かな性格であり、タイキと同様に困っている者達を「放っておけない[4]」。
- 自身の情熱をエネルギーへと変換する喉を持ち、もともと大きい声をさらに拡張して殺人級の大声にして放ったりして攻撃する。
- スタンドマイクを思わせる武器を持ち、それを棒術や必殺技に用いて戦う。
- 面倒見が良く、各ゾーン・ランドのデジモン達に慕われる。同時に単純なためあっさり敵に騙されることも多い。
- 使用する技は「ロックダマシー」「ラウディロッカー」など。
- 名前の由来は「デジタルワールドを平和にしたい」と叫ぶ=『シャウト』から[3]。
- シャウトモンX2(クロスツー)
- 強化型。シャウトモンとバリスタモンの2体がデジクロスした形態。
- シャウトモンX2プラス(シャウトモンクロスツープラス)
- 戦う勇気に目覚めたチビカメモンがシャウトモンX2とデジクロスした姿。チビカメモンは背中に甲羅のように装着される。水中戦でその能力を発揮する。
- ジジシャウトモン、シャウキュートモン、ドンシャウトモン、シャニタモン、ポーンシャウトモン
- カラテンモンを笑わせるべく、タイキがシャウトモンに施したデジクロス。ジジシャウトモンはジジモン、シャウキュートモンはキュートモン、ドンシャウトモンはドンドコモン、シャニタモンはモニタモン、ポーンシャウトモンはポーンチェスモンとのデジクロス。シャウキュートモンはキュートモンから「ひどいキュ」と批判され、ポーンシャウトモンでは、仮面に鼻を挟んでしまい、結局どれもウケなかった。
- シャウトモンX3(クロススリー)/シャウトモンX4(クロスフォー)
- 合成型。シャウトモン、バリスタモン、ドルルモンの3体がデジクロスしたフィジカル形態がX3。
- 更にスターソードを装備することでヴィクトリー形態のX4になる。
- バリスタモンのパーツが上半身と左肩に、ドルルモンのパーツが下半身と左肩に、シャウトモンのパーツが胸と頭部のパーツになっている。
- それぞれの長所がうまく組み合わさったデジモンで、特に機動性に優れている。
- 主な技は「バーニングスタークラッシャー」「スリービクトライズ」など。
- シャウトモンX4k(クロスフォーナイト)
- ナイトモン、ポーンチェスモンズが加わった姿。
- 左手にナイトモンの盾(希望の紋章からクロスハートのシンボルに変わっている)、マントを装備し、スターソードはナイトモンの剣ベルセルクの形状が組み合わさったものに変化している。技はほぼX4と同様。
- シャウトモンX4B(クロスフォービー)
- X4にベルゼブモンが加わった神馬形態。
- 四本足となった事でスピードが飛躍的に上昇。加えて、ベルゼブモンの銃器類と翼を取り込んだ事で、近〜中距離射撃にも対応可能となった他、ベルゼブモン単体時には及ばないものの空戦能力も備わった。
- 使用する技は「カオスフレア」など。
- シャウトモンX4S(クロスフォーエス)
- X4にスパーダモンが加わった形態。
- 左手に槍を装備されることによって、両手の武器で戦う相手に対しても戦いやすくなった。
- シャウトモンX5(クロスファイブ)
- シャウトモンX4がネネを救いたいと願うスパロウモンとデジクロスしたファイナリスト形態。
- 背に翼を得て非常に高い飛行能力が備わった上、左腕にレーザーガンを得て射撃にも対応可能である。
- 使用する技は「メテオインパクト」「メテオバスターアタック」など。
- シャウトモンX5B(クロスファイブビー)
- シャウトモンX4Bに、更にスパロウモンがデジクロスした形態。
- X4Bのスピードや火力と、X5の飛行能力を併せ持つ。
- 使用する技は「バーストダッシュストリーム」。
- オメガシャウトモン
- アカリの勇気とゼンジロウの友情の力をクロスローダーが取り込み誕生した超進化形態。シャウトモンの未来の姿であり、それが一時的に発現したものなので進化は一時的にしか行えない。
- 使用する技は「ハードロックダマシー」「ビートスラッシュ」「オメガ・ザ・フュージョン」など。
- シャウトモンDX(-ディークロス)
- オメガシャウトモンとジークグレイモンがダブルクロスした姿。高い攻撃力と機動力を兼ね備えた形態。右腕にオメガシャウトモンのボディが変化した銃剣「エレキバスタークロス」、左腕にはジークグレイモンの腕が強化された鉤爪「トライデントジャスファング」が装備されている。
- 使用技は「ビクトライズ・バンキング」「ブレイブビートロックダブルクロス」など。
- シャウトモンX7(クロスセブン)
- オメガシャウトモンとジークグレイモンに加え、バリスタモン、ドルルモン、スターモンズ、スパロウモンがグレートクロスした姿。キリハ、タイキ、ネネの三人のジェネラルが力を合わせる事で実現した。
- 使用技は「セブンビクトライズ」など。
- バリスタモン
- 声 - 草尾毅
- カブトムシのような頭部をもつマシーン型デジモン。無口で、喋る時もカタコトだが、非常に頼れるシャウトモンの相棒である。芸術を好んでいるらしく、ヘブンゾーンでは絵画や彫刻を見て感嘆していた(しかしその真価を理解しての態度だったかは不明)。 戦闘では硬い装甲を活かした格闘戦や腹部のスピーカーからの高周波攻撃で相手を圧倒する。また、腹部には様々なものを収納・取り出す事ができる。
- ゴールドランドのデスジェネラル「オレーグモン(当時はゴールドゾーンの支配者だった)」により、音波攻撃の強化用デジモン「ダークボリューモン」として生み出された。しかし力の強大さ故に暴走して時空の歪みに飲み込まれ、グリンゾーンへ流れ着いた折にシャウトモンに修復されて現在の姿となった。
- 記憶とともに名前を失っていたが、無茶ばかりで里の面々から「鉄砲玉」のあだ名を頂戴していたシャウトモンが、自分の相棒となってくれる事を願い、鉄砲玉に対する「砲台(バリスタ)」の名を贈って現在の名前を得た。
- 使用する技は「ヘヴィスピーカー」など。
- 名前の由来は、音楽のバリストから[3]。劇中ではシャウトモンが、「弾丸小僧」と呼ばれていた自らの相棒となってもらうべく「砲台」を意味する名を付けたとされている。
- バリバステモン
- バリスタモンとバステモンのデジクロス。必殺技は「ベリーバリダンス」、「キャットスピーカー」、「ソニックダンシング」。
- ダークボリューモン
- バリスタモンのかつての姿。クワガタムシのような頭部をもつ。ゴールドランドがゾーンだった時にオレーグモンが作った。
- オレーグモンの力を増幅する能力を持ち、「世界の破壊者」「究極の破壊兵器」と呼ばれていたが、起動実験の際に発生した時空の歪みに飲み込まれた。
- ゴールドランドの戦いでオレーグモンに捕らわれ、再びこの姿となったが、シャウトモンとデジクロスすることで自我を取り戻し、バリスタモンへと戻った。
- スターモンズ
- 声 - 島田敏(スターモン)、菊池こころ(チビックモン)
- ピックモン達を率いるスターモンの総称。なお、過去のスターモンとは同名だが異なるデジモンである。
- 星の姿をしたメジャー型デジモンで、サングラスをかけた様な目が特徴。マイナー型デジモンのピックモンたちはギターピックの様な形をしている。
- 黄色いピックモンの正式名称はチビックモン、赤いピックモンの正式名称はレアピックモン。作中ではどちらも単にピックモンと呼称されている。
- 銀色のピックモンとチビックモンは大量に居るが、レアピックモンは一匹のみ。
- デジクロス時は銀色のピックモンズとスターモンがデジクロスしてスターソード、チビックモン達とスターモンがデジクロスしてスターアックスという武器になる。
- スターソードはゼンジロウが使う際はレアスターソードとなる(このときレアピックモンが剣の先端に乗っており、乗る際にレアピックモンはゾーンにちなんだ言葉を発する)。スターモンの意思は絶対で、ピックモンたちはそれに従って行動している。
- 個々の戦闘能力は今一つだが、数の多さを活かし入り組んだダンジョンの索敵などを行うこともできる。
- 使用する技はピックモンズを流星のように放つ「メテオスコール」。
- ピックモンの名前の由来は、ギターピックから[3]。
- ドルルモン
- 声 - 櫻井孝宏
- 頭や肩、尻尾の先にドリルの付いた獣型デジモン。キュートモンの保護者的存在で、行動を共にしている。
- 高速技を得意とし、頭部のドリルを飛ばしたり、尻尾のドリルで風を起こしたりして戦う。
- かつて、タクティモンの右腕としていくつものゾーンを滅ぼしていたという過去がある。しかし、仲間を捨て駒のように扱うバグラ軍を毛嫌い離反した。
- 度々タイキ達がピンチになると現れ助けてくれるが「仲間は必要ない」と言ってクロスハートへの加入は拒否していた。しかしやがて自分を信じようとしたタイキに心を開き仲間になる。クールで皮肉屋な性格なのだが、18話では尻尾のドリルにスターモンズをデジクロスしてヘリコプターのプロペラ役にされたり、27話のスイーツゾーンでは料理対決のときにミキサーのかわりに尻尾のドリルで半ば強引に手伝わされたりと損な役に回される事もある。
- また、同じクロスハートのリボルモンとはウマが合うようでフォレストゾーンで二人で捜索に出たときは抜群のコンビネーションを見せた。
- 使用する技は「ドリルバスター」「ドリルブレーダー」など。
- ドルルキャノン
- 強化型。シャウトモンとデジクロスしたドルルモンが変形した砲撃形態。全エネルギーを凝縮した必殺技を放てる半面、この形態のときは照準担当のデジモンが必要でまたエネルギー充填時には無防備になってしまう。
- キュートモン
- 声 - 桑島法子
- ウサギのような姿をした妖精型デジモン。涙や悲しみが大嫌い。語尾に「~キュ」が付く。
- 離れ離れになった両親を探している時にドルルモンと出会い、それ以来一緒に旅をしている。女性的な外見だが、一人称は「ボク」で、自分でも「男の子」と自称しており、両親からも「男の子」と言われている。ドルルモンと共にクロスハートへ加入した。ドルルモンは彼に頼まれると断れない。
- 自信の身の丈の2倍はある岩を持ち上げて投げるなど、意外に力は強い。
- 戦闘に参加することは少ないが、治癒能力やバリアを発生させる能力を持つ。
- スィーツゾーンで両親と再会するも、クロスハートの皆と旅を続ける決意を固め、再び別世界へと旅立つ。
- グレイテストキュートモン
- キュートモン、ドンドコモン、ナイトモン、ポーンチェスモンズ、バステモン、チビカメモン、ジジモンがデジクロスした形態。複数のデジモンを倒す破壊力を持つが、打たれ弱い。
- 必殺技は「グレイテストソニックウェーブ」。発動時には「ドンドコモンで盛り上がれ!」が流れる。
- ジジモン
- 声 - 島田敏
- 究極体。シャウトモンたちの故郷である「微笑みの里」の長老。タイキたちに同行している。
- デジタルワールドの歴史について詳しく、タイキ達に教えてくれる。デジタルワールドが分裂した理由を知っている。
- ドンドコモン
- 声 - 櫻井孝宏
- 和太鼓のような姿の楽器型デジモン。ジジモン同様、元々は微笑みの里の住民で、彼と共にタイキたちに同行している。江戸っ子口調である。
- ヘブンゾーンで像を壊した犯人として警察に捕まえられた事がある。
- チビカメモン
- 声 - 白石涼子
- カメモンを小さくしたようなデジモン。通常のカメモンとは違いヘルメットが完全に目を覆っていない。
- 元はアイランドゾーンの住民で、ネプトゥーンモンとの戦いでシャウトモンX2とデジクロスをして共に戦ったのをきっかけにクロスハートに加入する。
- ナイトモン
- 声 - てらそままさき
- 完全体。レイクゾーンにてバステア城の守護隊長であったクロンデジゾイド製甲冑を着た戦士型デジモン。湖に沈み消えかかっていたのをタイキにより助けられた。
- シャウトモンX4とデジクロスしシャウトモンX4kになりダイペンモンを撃破、バグラ軍を殲滅したことで、タイキに尊敬の意を表しクロスハートに加入した。
- 単体での戦闘力が高く集団戦の際はポーンチェスモンズと共によく呼びだされる。
- 使用する技はポーンチェスモンズとの合体技「チェックメイトブレイク」など。また、ポーンチェスモンズと共に盾を掲げることでバリアを張ることも出来る。
- ポーンチェスモン(ズ)
- 成長期。特に言及はされていないが、全員従来で言う白い方である。バステア城にて兵士をしていた。
- ナイトモンとともにデジクロスし、シャウトモンX4kになったことからクロスハートに加入する。顔を覆う兜は戦闘時以外は外しているようである。
- ピックモンズのように意思統一がなされているわけではなく、アカリとゼンジロウの「ラブラブダンス」の際、殆どはナイトモンと共に一緒に踊っていたが1体だけベルゼブモンらと一緒に離れた場所にいた。
- バステモン
- 声 - 河西智美(AKB48)
- 完全体。猫の女神とも呼ばれる獣人型デジモン。元々はレイクゾーンのバステア城の姫であった。しかし一日の3分の2は寝ており、口調はお淑やかだが大変ワガママでマイペースな姫である。行動原理も猫そのもの。
- タイキに惚れ込みベタベタしていたところをアカリに嫉妬され、アカリがリリスモンに惑わされる原因を作った。クロスハートにも軽いノリで加入したようである。バステア城からデジメモリを持ってきていたが、アルカディモンとの戦いまで言い忘れていた。
- リボルモン
- 声 - 皆川純子
- 成熟期。サンドゾーンの住人。拳銃のような体をした突然変異型デジモン。
- スコピオモン等に追われていたタイキ達を助け、トレジャーハンターを名乗ってファラオモンの下へタイキ達を誘った。
- 実はファラオモンの部下で、タイキ達がコードクラウンを得るに相応しいかを探るために近づいた。
- 主に捜索などを得意としているほか、戦闘でも高い能力を持っており、サイバーランドでは大活躍した。
- タイキ達と共に戦い、サンドゾーンがもう大丈夫なのを見届けた後はクロスハートへの加入を志願した。
- バアルモン
- 声 - 岸尾だいすけ
- バグラ帝国に雇われていたデジモン。無口で感情を表に出す事は少ない。
- ブラストモンの攻撃を避ける、気づかれぬうちにタクティモンの背後に立つなど高い戦闘力を持つ。バグラ帝国では客人としての扱いだが、三元士からは嫌われている。
- 元々はサンドゾーン一栄えた都を守る「女神の戦士団」の生き残り。幼少の頃から戦士になる為の修行を重ねており、師であり、女神の戦士団でトップの実力を持つエンジェモンに次ぐ実力を持っていたが、女神に戦士として選ばれず、苦悩の日々を送っていた。ある日、戦士団の仲間達が何者かに操られ、互いに殺し合わされる事件が起き、唯一操られていなかったバアルモンは身を守るために戦士団と戦わざるをえなくなり、戦士団が全滅することとなる。仲間を手にかけたことを深く気にしており、バグラ軍に協力しながら、戦士団を操った者を探していた。
- サンドゾーンを訪れたタイキの命を狙っていたが、後に和解する。その後、女神の戦士団を壊滅に追い込んだリリスモンと対峙するが、彼女の毒牙を受け瀕死状態になり、タイキの想いと女神の力を受けてベルゼブモンに転生する。
- ベルゼブモン
- 声 - 岸尾だいすけ
- 魔王型デジモン。
- リリスモンの攻撃で瀕死状態に陥ったバアルモンが女神の力を受けて転生した姿。
- 機械のような身体に漆黒の翼が生え、右腕が機関銃と一体化した巨大銃「ベレンヘーナSDX」を装備しているなど、『テイマーズ』のブラストモードに近いデザインとなっている。
- サンドゾーンの一件でタイキ達に協力するようになるが、クロスローダーなしで単独でデジタル空間を移動できるため離れて行動することが多く、一定のゾーンでは登場しないこともある。合流の際はほぼ必ず黒い羽が一枚落ちてくる演出がある。第2期では主にタイキのクロスローダーの中に入り、同行するようになった。
- 使用する技は「デス・ザ・キャノン」など。
- ベルゼブモン&スターモンズデジクロス形態
- ベルゼブモンとスターモンズがデジクロスした形態。「メテオ・キャノン」一発で、フォレストゾーンの数百体のグランクワガーモン部隊を一掃した。この形態に公式の名称は無い。
- ベルゼブモン&リボルモンデジクロス形態
- ベルゼブモンとリボルモンがデジクロスした形態。リボルモンがベルゼブモンの左腕の銃になっている。「デス・ザ・キャノン・スパイラル」で、シノビゾーンに現れたブラストモンの分身を撃退した。この形態に公式の名称は無い。
- ワイズモン
- 声 - 速水奨
- 完全体。魔人型デジモン。デジタルワールドが分裂した直後からゾーンの狭間を漂う本の中で研究に没頭していた。
- アルカディモンの襲撃で仲間と離れ離れになったタイキを偶然発見し、実験動物として解剖しようとするが、空腹だったのを助けてくれたため止める。その後、タイキにデジタルワールドの正体と真実を話し、研究に戻ろうとするが、タイキの「ほっとけない」という言葉に心を動かされ、手を貸す。そして、実験動物であるタイキの研究を続けたいという理由でクロスハートに加入する。
- 加入後は仲間のデジモンの身体を解析することでブラストモンの分身能力に気づくなど、チームの一員として行動する姿も見られるようになった。
- リリモン
- 声 - 菊地こころ
- 完全体。妖精型デジモン。元々は微笑みの里の住人。
- シャウトモンとは幼馴染であり、第2期ではドラゴンランドにてタイキとシャウトモンに再会し、解放後はクロスハートに加入する。
ネネのクロスローダー
- スパロウモン
- 声 - 菊池こころ
- 鳥型デジモン。
- 小型戦闘機のようなデジモンで、ベルゼブモンをも凌駕する非常に高い飛行能力をもつ。
- ネネがキリハに共闘を求めた時にリロードされ初登場した。過去の体験を通じてネネを心から慕っているが、ネネの敵となる可能性がある者には一転、可愛らしい口調とは裏腹に敵意をむき出しにする。
- 最初はクロスハートに敵意を露わにしていたが、ヘブンゾーンでネネが窮地に陥った際、協力を申し出たタイキの言葉が嘘でないと気付き、チームの垣根を越えてシャウトモンらとのデジクロスに応じた。
- その後、ネネがタイキと共に行く道を選んだこと、ネネ自身がクロスハートの一員と宣言したことによりクロスハートに正式に加入する。
- 使用する技は「ランダムレーザー」「ウィングエッジ」など。
- ジェットスパロウ
- シャウトモンとのデジクロスしたスパロウモンが変形した音速巡航形態。シャウトモン以外でも騎乗させることが可能だが、風速が強烈であるため普通のデジモンでは振り落とされてしまう。
- モニタモン(ズ)
- 声 - 丸山優子
- いつもネネに付き従っているブラウン管テレビ型の忍者デジモン。3体いて[5]、モニタモン同士の情報の共有化ができる。これはあるモニタモンが隠れて見聞きした情景を、違う場所にいるネネが別のモニタモンを通じて知ることができるということであり、これによりネネは他のジェネラルよりも情報収集能力において有利な位置に立っている。
- デジモンウォッチングが趣味で、直接バトルには参加せず、中立的に実況するような言動が多い。
- ネネがタイキと共に行く道を選んだこと、ネネ自身がクロスハートの一員と宣言したことによりクロスハートに正式に加入する。
- 24話でシノビゾーンの住人である赤い個体が3体クロスハートに加わった。
- 序盤は番組最後のコーナー『モニタモンの策敵ってステキ』で、それぞれの話に登場したデジモンを紹介している。自身の地デジ化が待ちきれない様子。
- ハイビジョンモニタモン
- 24話で赤いモニタモン3体がネネのクロスローダーの力でデジクロスした形態。体色は黒で、おちこぼれとは思えないほど素早くなり、技も強力になるなど、戦闘力が大幅に上昇している。
- モニモン
- テレビ型デジモン。登場は僅かだが、ネネに抱えられていることが多い。
- ネネがタイキと共に行く道を選んだこと、ネネ自身がクロスハートの一員と宣言したことによりクロスハートに加入する。24話ではシノビゾーンの住人として他のモニモンが登場している。
- メルヴァモン
- 声 - 白石涼子
- ハニーランドでレジスタンス活動をしている神人型デジモン。イグニートモンの姉。姉御肌で豪快な性格。当初は強い者の下に付き、弱い者に手を上げる弟と消滅できずに苦しみ続ける仲間たちの間に揺れながら、弟がこれ以上仲間に手をかけぬように倒してでも止めようとしていたが、ネネの活躍で倒さずに止めることができ、その後ザミエールモンを倒した後はハニーランドをイグニートモン達に任せて、ネネを助けるためにクロスハートに加入するとネネのパートナーになる。
- ジェットメルヴァモン
- メルヴァモンとスパロウモンがデジクロスした形態。飛行能力が備わって、両肩にスパロウモンの銃が装備される。
- メルヴァモン ワイドハイビジョンソード
- メルヴァモンとハイビジョンモニタモンとワイズモンがデジクロスした形態。メルヴァモンの剣に2体のデジモンの探査能力が加わっている。
ブルーフレア
キリハをジェネラルとするチーム。作中のテロップでは「青の軍」とも表記される。第2期ではバグラ軍を倒すためにクロスハートと協力する。
- 蒼沼 キリハ(あおぬま-)
- 声 - 草尾毅
- タイキのライバル的存在。エリート中学に通う1年生の13歳。冷徹な性格。青いクロスローダーの持ち主で、ブルーフレアのジェネラル。第2期では服装と髪型がかなり変わった。
- デジタルワールドにおいて、天才的な軍略と強力な直属デジモンにより、多数のデジモンを平定している。
- 刃向かう者や役に立たない者は軍団員でも容赦はしない。タイキの素質を見込んで部下に誘った際も「命を大切にしない奴とは組めない」として断られている。
- 父親の影響から強さに固執しており、ネネの悲しみを知った際は「強くなくては悲しみは癒せない」と助言した。
- レイクゾーンで会ったときにはタイキに協力するなど、タイキ曰く「黒いもの」以外の部分も見せている。
- マイペースなバステモンに対しては自分のペースを崩されるため苦手意識を示し、それについての会話の際には今までにない柔らかい表情を見せたこともある。
- 元は蒼沼グループの御曹司であったが、父の死と共に会社を乗っ取られたことで孤独化する。会社を取り戻そうとする最中においてデジタルワールドに呼び込まれた。
- 第2期において、自分の本心に気づいてからは同盟を結ぶタイキ達に対し以前よりも温和な態度を取るようになっていく。
- 名前の由来は、冷静でシャープ、かつ相手を打ち破る強さを持ったキャラクターをスタッフが構築し、その『冷静』と『切り込む』というイメージの語感から[6]。
- グレイモン
- 声 - 草尾毅
- キリハの配下の恐竜型デジモン。元々のグレイモンのウィルス種個体と同様に体色が青い。また、直立姿勢から恐竜らしい前傾姿勢になり、鼻先の角が金属の刃になり、2本の曲がった角の間には金属装甲、尻尾の先には刃が追加されるなど、デザインが若干異なっている。
- 凶暴な性格だが、一度命を救われたシャウトモンに対して借りを返そうとしたり、非力ながらもバグラモンに立ち向かおうとするドラコモンの姿に感化されるなど、情に厚く義理堅い面も持つ。
- 非常に無口で、唸り声をあげることが主だが、時折言語を発することもある。
- 使用する技は「ブラスターテイル」など。
- メタルグレイモン
- 声 - 草尾毅
- グレイモンとメイルバードラモンのデジクロス形態。サイボーグ型デジモンでありグレイモンの力とメイルバードラモンの装甲を兼ね揃えた戦術強化型形態。
- 従来のメタルグレイモンを意識したデザインではあるが、デザインが全く異なっている。メイルバードラモンの翼が反対向きになってメタルグレイモンの翼となり、尻尾にはメイルバードラモンの首と頭が付き、メイルバードラモンの尻尾(トライデントテイル)が左腕(トライデントアーム)となり、メイルバードラモンの背中のパーツが頭部となる。胸と足にも鎧が付いている。メイルバードラモンの足裏だった部分、尻尾があった部分、翼の8箇所の発射口、メイルバードラモンの頭部、胸のアーマーの合計13個所の発射口から、追尾ビーム、ギガデストロイヤーを発射する。
- レイクゾーンでの戦いで初登場した(それ以前にグリンゾーンでもシルエットで登場している)。
- 使用する技は「ギガデストロイヤー」「トライデントアーム」など。
- デッカーグレイモン
- 強化型。メタルグレイモンにデッカードラモンがデジクロスした強襲突撃形態。多数の敵へ複数の必殺技を同時に使用する事ができ1体で軍団を相手に戦えるだけの力を持つ。使用する技は「プラズマデッカードランチャー」など。
- ジークグレイモン
- メタルグレイモンが超進化した姿。右腕と尾にキャノン砲、左腕にクローを身につけている。周囲のものを一瞬で吹き飛ばす破壊力を備え、さらに接近戦にも対応できるようになった。使用技は「デストロイスマッシャー」 「ファイナルストライクス」など。
- メイルバードラモン
- 声 - 岸尾だいすけ
- キリハの配下の猛禽タイプ飛行型のマシーン型デジモン。キリハの腹心にして、彼の移動手段も兼ねる。凶暴なグレイモンに対し冷徹な性格で、グレイモン以上に無口である。
- 使用する技は尾で攻撃する「トライデントテール」、胸からビームを放つ「ナイトホーク」、口からキャノンを放つ「プラズマキャノン」など。
- サイバードラモン
- 声 - 草尾毅
- キリハの配下のデジモン。従来とは姿が全く異なる別物であり、タイプもサイボーグ型からエイリアン型に変更されている。
- 使用する技は「デスディバイター」「サイバーブレーダー」など。
- メタルグレイモン+サイバーランチャー
- 強化型。サイバードラモンがメタルグレイモンとデジクロスした武装重火器形態。必殺技は「サイバーギガンティックランチャー」と「コロナル・マス・エジェクション」。
- デッカードラモン
- 声 - 矢田耕司
- フォレストゾーンに存在する伝説のデジモンで、巨大なワニのロボットのような姿を持つ。
- 普段は聖域の奥の祭壇の上で鎮座しているが、他者の強い“愛の心”(男女間の恋愛感情に限らず何かしらの強い心そのもの)に反応してその力を貸すと言われている。その力を得ようとしたトワイライトのダークナイトモンを拒絶したが、自身はキリハの心に強い愛を感じたとして彼にコードクラウンを渡し、ブルーフレアに加入する。
- 単体のデジモンとしてはクロスハート・ブルーフレアを合わせた中では最も巨大である。
- グラビモンに唆されてタイキ達を襲うキリハに離反し、キリハを目覚めさせるためにサイバードラモンやゴーレモンと戦うも負傷。その後、キリハ達をグラビモンの攻撃から守り消滅した。
- デッカードラモン フロートモード
- デッカードラモンの変形した姿。他者を背中に乗せて航海する事が可能となっている。
- ゴーレモン
- 成熟期。キリハの配下デジモン。メイルバードラモンとデジクロスするがすぐに解除され足蹴にされるなど使い捨ての強化パーツ程度の扱いしかされていない。第2期ではガオスモン、ボムモンと同じくブルーフレアの雑兵として多数に登場している。
- ガオスモン
- キリハの配下の爬虫類型デジモン。多数おり、ブルーフレアの雑兵として存在している。
- ボムモン
- キリハの配下のデジモン。多数おり、ブルーフレアの雑兵として存在している。
- デジモンアクセルで初登場した従来のボムモンとはデザインが異なる。
- ドラコモン
- 声 - 浦和めぐみ
- 成長期。元はドラゴンランドのバグラ軍所属であったが、嫌気が差して脱走。追っ手に追い詰められた所をクロスハートに救われる。
- ドラゴンランドの地下に逃走用の抜け道をたくさん掘っている。クロスハートのメンバーの救出時は、非力ながらも竜のプライドを持ってタイキ達に協力し、その姿を見たキリハの誇りを取り戻させた。ドルビックモン撃破後はブルーフレアに加入した。
バグラ帝国
本作における主な敵集団。デジタルワールドを支配しようと企む悪の帝国。
- バグラモン
- 声 - 草尾毅[7]
- バグラ帝国の皇帝でダークナイトモンの兄。魔王型デジモンで、右半身が義体になっている。その素性には謎が多く元々は死を司る高位の天使型デジモンであった。
三元士
- タクティモン
- 声 - 島田敏
- (アニメ版)
- 魔人型の武人デジモン。バグラ帝国が誇る三元士の一人。「蛇鉄封神丸」と呼ばれる無双の剣や背中に装備された「タネガシマ」と言う銃を使用して戦う。
- 「パーフェクト」という言葉を好み、失敗した部下には容赦がない(失敗した部下に2度もチャンスを与える事は珍しいようである)。
- 「蛇鉄封神丸」は封印によって抜刀することが出来なくなっており、その封印はバグラモンしか解くことが出来ない。
- 29話にてタイキやキリハ達と闘い、封印を解いた「蛇鉄封神丸」で圧倒するもシャウトモンX5Bとデッカーグレイモンによって人間界へ飛ばされ、そこでデジタルパワーを吸収し続け巨大化、破壊の限りを尽くし荒れ狂ったが、最期はオメガシャウトモンに倒される。
- 使用する技は「壱の太刀」「タネガシマ」など。
- リリスモン
- 声 - 桑島法子
- 究極体。魔王型デジモン。三元士の一人で紅一点。
- 鏡を介して他人を操る技「鏡の幻想」を使う。
- 高飛車な性格。バリアを破れなかった同じバグラ帝国軍のスコピオモンを消すなど、冷酷非道な面が目立つ。
- 本人曰くキレると「爆発」してしまうようで、実際爆発すると言動が激しくなり、周囲のデジモンたちを無理矢理合体させ強化、使役するようになる。
- デジタルワールド再編後はデスジェネラルの台頭により、ランドの支配などの重要な任務からは外されている。
- 休暇後から復帰した後にはダークナイトモンの部下に配属され、ユウのダークネスローダーでブラストモン・イビルモンズとデジクロスした。
- リリスモン&ブラストモン&イビルモンズ強制デジクロス形態
- リリスモンとブラストモンとイビルモンズが強制デジクロスさせられた形態。リリスモンをベースにボンデージのようにイビルモンズ、鞭の先端にブラストモンが合体しており、イビルモンズ曰く「役得」だが、リリスモン本人は「美意識が耐えられない」、ブラストモンからは「扱いが雑」と散々なものである。しかし戦闘能力は高くシャウトモンX5B、メタルグレイモンと互角以上に渡り合うほどである。
- ブラストモン
- 声 - 岸尾だいすけ
- 三元士の一人。宝石で出来た身体をもつ。
- 攻撃的な性格で、渋く重苦しい喋り方が特徴。また、オネエ口調になったり、関西弁になったりと、たびたび口調が変わる。
- 宝石を食料にしていて、特にダイヤモンドを好んでおり、ドルルモン曰く「宝石の事になると手が付けられない」らしく、サンドゾーンの宝をコードクラウンではなく宝石の一種だと思い込んでいた。
- 自身の体の破片から分身を作り出し、意志を乗り移らせて操る能力を持つ。
- 26話でシャウトモンX5Bに敗れ、頭部だけとなり、所持していたコードクラウンがクロスハートに奪われ、戦線離脱となった(本人曰く体が元通りになるまで何百年もかかるらしいため)。
- チーフデザイナーの渡辺けんじは、最初はサメ型のキャラを描くつもりだった[8]。
七将軍 / デスジェネラル
再統合後のデジタルワールドの各ランドを支配する「デスジェネラル」と呼ばれるデジモン達。ダークナイトモンから量産型ダークネスローダーを与えられており、デジクロスの力を操る。
- ドルビックモン
- 声 - 堀秀行
- ドラゴンランドを支配する七将軍の一人。「火烈のドルビックモン」と呼ばれ、周囲の地形を操る能力を持つ。
- 地の利を活かした戦いを得意とし、「徹底的に敵を追い、取り囲み、焼き尽くす」事を必勝戦法としている。ファンロンモンとデジクロスする事でダークネスモードとなる。竜哭の花の花粉を苦手とする。
- オメガシャウトモンを圧倒し、捕らえたクロスハートのメンバーを処刑しようとしたがタイキ達に防がれる。配下のデジモン達をデジクロスさせタイキ達に襲い掛かるが、ジークグレイモンに敗北し、捨て台詞を残して消滅した。
- ドルビックモンダークネスモード
- ドルビックモンが配下デジモン達と強制デジクロスした形態。
- ネオヴァンデモン
- 声 - 黒田崇矢
- ヴァンパイアランドを支配する七将軍の一人。「月光のネオヴァンデモン」と呼ばれ、不死の力を持つヴァンパイアデジモン。
- 部下達とデジクロスする事でダークネスモードとなり、更にメタルグレイモンを強制デジクロスさせた。その後シャウトモンとロップモンを取り込むが、白いロップモンの力によってデジクロスが解ける。その際不死の力の源であったロップモン達を失い、シャウトモンDXに敗北。頭部だけの状態で生き残っていたが、ベルゼブモンに踏みつけられ消滅した。
- ネオヴァンデモンダークネスモード
- ネオヴァンデモンが、配下デジモン達とメタルグレイモンを吸収した形態。
- ザミエールモン
- 声 - 矢尾一樹
- ハニーランドを支配する七将軍の一人。「木精のザミエールモン」と呼ばれ、通常のデジモンよりもはるかに小さい体を持つ。デジモンの負のエネルギーから生まれるデジハニーが好物。メルヴァモンとイグニートモンの姉弟を戦わせるなど性格は残忍。
- 実は巨大な体の持ち主であるが、あまりに巨大で強すぎるために敵をすぐ倒してしまうという理由から、デジハニーで小さな体になっていた。巨大な状態でも高速移動ができる。
- タイキたちの作戦によりデジハニーを摂取できなくなり、巨大な姿となってからも圧倒したが、高速移動直後の一瞬の隙を突かれてシャウトモンDXに敗北し消滅した。
- スプラッシュモン
- 声 - 緑川光
- サイバーランドを支配する七将軍の一人。「水虎のスプラッシュモン」と呼ばれ、水を操り、自在に姿を変える事ができる。また、自身の身体の一部から「ドリッピン」を作り出す能力を持つ。部下さえも信じることができず、サイバーランドのバグラ軍は全てドリッピンに操られた作り物のデジモンだった。
- ドリッピンを使ってサイバーランドの住民を争わせ、全滅させた。タイキ達から負のエネルギーを引き出すべく、ドリッピンを用いて罠を仕掛ける。罠の存在に勘付かれると、次々と姿を変えてタイキ達の前に現れ、絆を断とうとするが、キリハによって正体を見破られる。
- 全てのドリッピンを吸収して巨大化し、更にスーツを脱いで虎のような真の姿を現す。水の身体は打撃や衝撃、光線の攻撃を防ぐが、蒸発だけは防げず、シャウトモンDXの「ブレイブビートロックダブルクロス」の聖なる炎を受けて消滅した。
- オレーグモン
- 声 - 塩屋浩三
- ゴールドランドを支配する七将軍の一人。「金賊のオレーグモン」と呼ばれ、金賊団と呼ばれる海賊団を結成している。普段は金賊号と呼ばれる船で航海している。デスジェネラル内では珍しく仲間を大事な存在と謳っておりその想いも本物である。ただし敵に対しては冷酷な一面も持つ(本人曰く「悪党だから」)。バリスタモンを作った張本人でもある。武器は連結が可能な斧。体中に宝箱を持ち、斧やスルト・ヨルムンガンドと言う魔人を収納している。
- 特殊な音階を駆使してデジモンを操ることができ(操られたデジモンは目が渦巻状になる)、この能力でクロスハートのデジモンを手に入れることを画策。まんまとシャウトモンたちを洗脳するが、一瞬洗脳がほどけたシャウトモンの攻撃から洗脳を見切ったタイキの策により洗脳を解除されてしまう。しかし、それも策の内でバリスタモンを手に入れることに成功する。
- バリスタモンをダークボリューモンに覚醒させた上にタイキを捕らえるが、タイキが救出されたことで形勢逆転され、仲間を次々と倒されていき、自らがバリスタモンに付けた機能を逆に利用され、タイキ達の仲間の絆の強さを称えながら消滅した。
- 敵ながら彼の最期にタイキは「もし敵として出会っていなければ…」と言葉を手向けた。
- スルト
- 声 - 岸尾だいすけ
- オレーグモンの左肩の宝箱に入っている魔人。陽気な性格で、ひとつだけ願いを叶えてくれる。バリスタモンに敗北して異次元へと飛ばされた。
- ヨルムンガンド
- 声 - 櫻井孝宏
- オレーグモンの右肩の宝箱に入っている魔人。陰気な性格で、必要以上のことは口にしない。バリスタモンに敗北して異次元へと飛ばされた。
- グラビモン
- 声 - 中原茂
- キャニオンランドを支配する七将軍の一人。「土神のグラビモン」と呼ばれる。背部の触手を使用して重力を操ることができる。
- キリハをも上回る策士で、キリハの作戦の裏を突き敗北させた。捕えたキリハを唆し、タイキ達と戦わせたが、デッカードラモンの叫びもありキリハを手駒にすることには失敗する。その後、シャウトモンX7の攻撃により一度は死にかけたが、コアを自在に移動できる能力でタイキの左腕にコアを埋め込む。しかし、キリハを殺そうとした際にタイキが自ら囮になったことで慌ててコアを開放。その隙にコアをシャウトモンX7に撃ち落され、キリハに握り潰されて消滅した。
- グラビモンダークネスモード
- グラビモンが配下デジモン達と強制デジクロスした形態。シャウトモンX7を翻弄する戦闘力を持つ。
- アポロモン
- 声 - 田中秀幸
- 七将軍の一人。「日輪のアポロモン」と呼ばれる。
トワイライト
元々はネネをジェネラルとしていたチーム。作中のテロップでは「黒の軍」とも表記される。第2期ではユウがジェネラルとなり、実質的に彼がトワイライトのジェネラルである。
ダークナイトモンがネネを見限り、ネネもクロスハートに身を寄せた後は、ジェネラル不在のダークナイトモンの私軍となり、さらにデジタルワールド再統合後はダークナイトモンがバグラ軍に加入したため、実質バグラ軍の中のチームとなった。
- 天野 ユウ(あまの-)
- 声 - 沖佳苗
- ネネの弟で、現在はトワイライトのジェネラルとして活動している。当初はダークナイトモンに人質にされているとされており、そのためネネはダークナイトモンに協力していた。
- 東京での一戦の後、タイキがデジタルワールドに戻ってくる事を知り、タイキと戦おうと考える。当初はダークナイトモンに操られていると思われていたが、本人はダークナイトモンの言葉を信じて、率先して仲間になっていた。
- 自分がいるデジタルワールドは『ゲームの世界』でそこに住むデジモン達は『ゲームのデータ』と考えており、デジモンを破壊する事も実の姉であるネネと戦う事も全く躊躇がない。
- ネネ曰く「昔は臆病だけど誰よりも命を大切にする優しい子」だったが、デジタルワールドに来てからは豹変し好戦的な性格となっている。
- スカルナイトモン
- 声 - 小杉十郎太
- ダークナイトモンがクロスオープンし、デッドリーアックスモンと分離した姿。ナイトの名を冠するがアンデッド型である。
- 胸部のほぼ全面にドクロを思わせる意匠をもつ不気味な姿をしている。体格は小ぶりだが単体でシャウトモンX4と拮抗するほどの戦闘力を持つ。
- デッドリーアックスモン
- スカルナイトモンの相棒。常に寡黙で機械のようにスカルナイトモンに付き従う。
- 膂力に秀で、単体でもメタルグレイモンを押し返すほどの力を持つ。魔獣型デジモンである。
- ダークナイトモンとなる以外に、デッドリーアックスモンが巨大な斧となってスカルナイトモンに武装される「ビッグアックスモード」にもデジクロスすることができる。
- ダークナイトモン
- 声 - 小杉十郎太
- 不気味な雰囲気をまとった、謎多き暗黒騎士型デジモン。スカルナイトモンとデッドリーアックスモンがデジクロスした形態。
- メタルグレイモンをも一撃で倒すほどの実力を持つ。謎のアイテム「ダークネスローダー」の起動に必要な闇の力を探すため、ネネを脅迫して無理やり協力させていた。21話でついにダークネスローダーの復活を達成。用済みとなったネネを放り出し、ダークネスローダーの力で配下のスカルグレイモンらと強制デジクロスした。その後もツワーモンを使い、バグラ軍の情報や動向を収集していた。
- 29話にてバグラモンの前に現れた際、バグラモンの弟である事が判明する。デジタルワールド再統合後はバグラ軍の魔殿提督となり、七将軍を統べている。
- ムソーナイトモン
- ダークナイトモンとツワーモンがデジクロスした姿。ツワーモンが砲台となる形となっている。必殺技は超力鳴動破。
- ダメモン
- 声 - 菊池正美
- リリスモンのペット。スカモンに似た姿をしており、背中に乗っているのは相棒のチューチューモン。三元士の戦略にことあるごとに「ダメダメ!」とダメ出しをする。
- 東映アニメーション公式サイト等で名前が一般募集され、この名前に決まった。名前が決まるまでは「?モン」と表記されていた。
- ツワーモンの仮の姿で、ダークナイトモンの命令によりバグラ軍に潜入している。
- ツワーモン
- 声 - 菊池正美
- ダメモンの真の姿。
- 普段はバグラ軍のリリスモンのペット代わりになりながらバグラ軍の情報や動向をスパイしダークナイトモンに流している。一方で、ブラストモンを倒させるため、力不足に悩んでいたシャウトモンの特訓に付き合った事もある。初期は英語交じりの口調だったが、それ以降は侍口調で話している。
- デッドリーツワーモン
- ツワーモンとデッドリーアックスモンがデジクロスした姿。メタルグレイモンを圧倒する戦闘力を持つ。
- チューチューモン
- 声 - 赤羽根健治
- いつもダメモン・ツワーモンの背中に乗っているデジモン。
- スカルグレイモン
- 声 - 草尾毅
- 完全体。ダークナイトモンの配下デジモン。ダークネスローダーの力でダークナイトモンに強制デジクロスされた。
- スカルサタモン
- 完全体。ダークナイトモンの配下デジモン。ダークネスローダーの力でダークナイトモンに強制デジクロスされた。
- ガードロモン
- 成熟期。ダークナイトモンの配下デジモン。大群でクロスハートと交戦したが、両チームのデジモンの一斉攻撃により全滅する。
- ドウモン
- 声 - 荻野晴朗
- 完全体。ツワーモンの部下。ハニーランドに封印されており、結界や幻術を用いる。メルヴァモンワイドハイビジョンソードに倒される。
その他のバグラ軍関係者
- トループモン
- 声 - 橋詰知久
- バグラ帝国の兵隊となるガスマスクを被った様な姿のアンデッド型の人造デジモン。
- 特殊ゴムの体にデジモンのエネルギーを詰め込んで造られ、集団行動を基本とし命令したことを遂行するのみの兵士。
- イビルモン(ズ)
- 声 - 赤羽根健治、砥出恵太
- 成熟期。ブラストモンの部下で全部で3体いる。
- 主に報告や伝達、およびブラストモンが食べる鉱物の調達を担う。
- アルカディモン完全体
- 完全体。ゾーンの狭間に住むリリスモンの配下デジモン。ゾーン移動中のクロスハートを襲撃し、タイキ以外のメンバーを全員捕らえて餌にしようとするが、そこにタイキが駆けつけ、デジメモリのダークドラモンとシャウトモンX5に倒される。
各世界の主な登場人物
ゾーン、ランドに登場した主なゲストキャラクターを解説する。住人、バグラ軍の順で記す。
グリンゾーン
緑溢れる世界。シャウトモンたちの故郷である「微笑みの里」もここに存在する。
- マッドレオモン→アームドマッドレオモン・マッドレオモンオロチモード・マッドレオモンファイナルモード→レオモン
- 声 - 飛田展男
- タクティモンの部下のアンデッド型デジモン。デジタルワールドへ来たばかりのタイキたちに襲い掛かり、返り討ちに遭う。その後捨て身でタイキたちに勝負を挑み、最終的にはデジクロスしたシャウトモンX3に敗れ、消滅した。
- 全てのコードクラウンの所有者が決まった後は、善良なデジモンであるレオモン(成熟期)へと転生する。元々はグリンゾーンの住民だったようである。
- マッドレオモンオロチモード
- マッドレオモンがオロチモンを吸収した形態。全身にオロチモンの意匠が残っている。X2に撃退された。
- マッドレオモンファイナルモード
- マッドレオモンがハヌモン達を吸収した形態。X2とドルルモンの攻撃で撃退された。その後、マッドレオモンは自爆を試み、X3に倒された。
アイランドゾーン
周囲を海で囲まれた島国のような世界。デジモンたちは島(キングホエーモンの頭部)で生活を営んでいる。
- アーケロモン
- 声 - 西村知道
- アーマー体。アイランドゾーンの長老。ジジモンとは旧知の仲だが、物忘れが激しく、思い出すまで時間がかかっていた。酒癖がひどい。
- ネプトゥーンモン
- 声 - 真殿光昭
- 究極体。タクティモンの部下の神人型デジモン。多数の水生型デジモンを率いてアイランドゾーンを侵攻していた。
- 最後はシードラモンによって作り出した氷上で、意思を持つ槍キングスバイトでシャウトモンX4を攻撃するもタイキの策略によりキングスバイトに刺され自滅した。
- 全てのコードクラウンの所有者が決まった後は、善良なデジモンとして復活した。元々はアイランドゾーンの住民だったようである。
- 漫画版では、第三話で、タイキ達の知らないところで、スパロウモン一体に軍隊ごとあっけなく全滅させられた。出番は、屍が晒された一コマのみ。
- 元々はオリンポス十二神の一柱に数えられるデジモンだが、本作では一介の通常デジモンとしか描かれていない。また、頭部のデザインも従来とは若干異なる。しかし、デジモンクロスアーカイブ等では従来と同じイラストが使用されている。
マグマゾーン
火山で覆われた世界。タイキ達によって解放される前は、地元のデジモンたちがコードクラウンを探すためにバグラ軍の手でこき使われていた。
- エンシェントボルケーモン→合体エンシェントボルケーモン
- 声 - 梁田清之
- 究極体。タクティモンの部下の古代鉱物型デジモン。怒ると背中の火山が噴火するが、火山を冷やされると冷静になり、口調も優しくなる。
- シャウトモンX4を追い詰めるもタイキの作戦で体の噴火口に岩を詰め込まれ、自らのマグマで大爆発を起こして文字通り自爆したが復活。部下達を取り込んで強化し、再びクロスハートの面々と激突するが最終的にはシャウトモンX3に敗れ、消滅した。
- 全てのコードクラウンの所有者が決まった後は、善良なデジモンとして復活する。元々はマグマゾーンの住民だったようである。
- 元々は伝説の十闘士の一体だが、ネプトゥーンモンと同じく本作では一介の通常デジモンとしか描かれていない。
- 合体エンシェントボルケーモン
- エンシェントボルケーモン達がメラモン達を吸収した形態。
- デスメラモン
- 声 - 麻生智久
- 完全体。エンシェントボルケーモン直属の部下。シャウトモンX2に敗れる。しかし、虫の息になりながらも生存しており、裏切り者のブルーメラモンを消した後、シャウトモンの攻撃を受け消滅する。
- ブルーメラモン
- 声 - 三浦祥朗
- 完全体。エンシェントボルケーモン率いる軍団の一員で、かつてドルルモンに救われた過去を持つ。
- ドルルモンに借りを返すためにタイキ達を助けたが、デスメラモンにより消滅させられる。
レイクゾーン
大きな湖やオーロラがある世界。バステア城が聳え立つ。
- ダイペンモン→アイスデビモン ダイペンモン強化吸収体
- ハイブリッド体(融合形態)。リリスモンの部下。見た目によらず氷で固められて封印されていたほど凶暴な性格の持ち主。
- 解凍後クロスハートとバステア軍を圧倒し、さらにはアイスデビモンを吸収してよりいっそう不気味な姿となって襲い掛かるが、最後はシャウトモンX4kに敗れた。
- 伝説の十闘士の力を受け継いだデジモンの1体だが、こちらも強力な力をもった通常のデジモンとしてしか描写されていない。
- アイスデビモン ダイペンモン強化醜態
- リリスモンの能力により、アイスデビモンとダイペンモンが融合した形態。
- アイスデビモン→アイスデビモン強化吸収体
- 声 - 高戸靖広
- 成熟期。リリスモンの部下。レイクゾーンでバグラ軍の指揮をしていた。アイスモンたちを吸収し巨大化し強化版になることができる。
- 緒戦での敗北の責任を負わされ、リリスモンの命令により目覚めさせたダイペンモンの青いアイスキャンディーに閉じ込められてしまう。さらにその後怒りが爆発したリリスモンの影響により、ダイペンモンに吸収された。
- アイスデビモン強化吸収体
- アイスデビモンがアイスモン達を吸収した形態。
- アイスモン
- 成熟期。バグラ帝国の配下デジモン。アイスデビモン部隊の下級戦闘員。大量にいる。
サンドゾーン
辺り一面に砂漠が広がる世界。地下には広い洞窟と遺跡があり、かつては宝石の産地として繁栄していたらしい。
- ファラオモン
- 声 - チョー
- 究極体。サンドゾーンの遺跡の主。
- 遺跡の最深部でタイキ達の前に姿を現し、シャウトモンX4と戦った。しかし、タイキがファラオモンの真意を見抜き、悪意の無い者とは戦わないと言う姿勢を見せ付けた事で彼らを認め、サンドゾーンのコードクラウンとデジメモリを渡した。
- 普段は黄金の棺の中に隠れており勝負のときには光り輝く姿で現れるが、本来は霊体のような姿をしている。
- エンジェモン
- 声 - 小林通孝
- 成熟期。「女神の戦士団」の統率者的存在。
- バアルモンの師であったが、イーバモンに洗脳され凶暴化、バアルモンの手で倒される。
- イーバモン
- 究極体。リリスモンの部下で、バグラ帝国の配下デジモン。洗脳光線を利用して女神の戦士団のメンバーを同士討ちに追い込んだ張本人。
- 最後はシャウトモンX4に敗れ、消滅した。
- ムゲンドラモン→ハイムゲンドラモン
- 究極体。リリスモンの部下。
- 強力な力を持っていると同時に大食漢でもあり、ピラミッドのバリアを食い破りながら進行し、仲間のスコピオモンをも吸収し、赤い体色のハイムゲンドラモンとなる。なお、最初は背中にムゲンキャノンを装備していなかったが、ハイムゲンドラモンになって初めて出現した。ベルゼブモンとシャウトモンX4Kによって倒された。
- ハイムゲンドラモン
- ムゲンドラモンがスコピオモン達を吸収した形態。
ヘブンゾーン
空に浮かぶ島々からなる世界。天使型デジモンをはじめとした芸術を愛する聖なるデジモンが多く暮らしている。警察組織の絶対的な統率により高い防御力を誇り、バグラ軍も手出しができなくなっている。一見、平和なゾーンだが、タイキ達が来るまでは暴君スラッシュエンジェモンにより、規則を破った者は容赦なく公開処刑されるという暴政が行われていた。かつては闇の力に覆われた暗黒の世界だったが、コードクラウンの力と住民達の清き心によって、闇の力はコードクラウン共々闇の空中神殿に封印されていた。
- スラッシュエンジェモン
- 声 - 檜山修之
- 究極体。ヘブンゾーンの警察長官兼大統領で、規則を破った者は容赦なく公開処刑する暴君。持前のスピードでシャウトモンX4を苦しめたが、シャウトモンX4Bに敗れた。しかしタイキの指示により、とどめは刺されなかった。後に改心し大統領の座を辞退する。
- シャッコウモン
- 声 - 丸山優子
- 完全体。ヘブンゾーンの住民。コードクラウンに選ばれた選挙管理委員で、コードクラウンの封印を守ってきた。ルーチェモン暴走の際にはクロスハートに全面協力し、事態が終息した際にはヘブンゾーンのコードクラウンをタイキ達に託した。; ガーゴモン
- 声 - 佐藤正治
- アーマー体。ヘブンゾーンの警察の一員。階級は警部。コートとサングラスを着け、頭に回転灯を乗せている。
- ドンドコモンを天使の像を壊した犯人であると決め付け逮捕した。また、警部以外の通常種も登場する。
- ルーチェモン→ルーチェモン フォールダウンモード→ルーチェモン サタンモード
- 声 - 松野太紀
- 成長期。少年の姿の天使型デジモン。大統領選挙に立候補し、住民を厳しい規則から解放しようとしていたが、それは仮初めの姿であり、正体はコードクラウン奪取のため潜伏していたリリスモンの部下。
- ネネと「ネネが闇の力を、自分がコードクラウンを手に入れるため互いに協力する」という協定を結んでいた。シャッコウモンから大統領の証を受け取った直後に正体である魔王型のフォールダウンモードと化し、ネネと共にヘブンゾーンのコードクラウンと封印された闇の神殿を解き放つ。シャウトモンX4Bと戦い敗れるも、ネネとの協定を破り神殿に眠る暗黒の力を横取りする。そのまま自身を強化しようとしたが、闇の力に呑まれ、魔神型のサタンモードとなって暴走。ゲヘナの中にネネを捕らえ、ゾーンの闇の力とデータを無差別に吸収していくが、最終的にはシャウトモンX5からの攻撃で神殿ごと倒される。
- 元々は七大魔王の中でも最強のデジモンという設定だが、本作では同じく七大魔王の一体であるリリスモンよりも格下とされている。また、本来はサタンモードは影に過ぎず、ゲヘナの中に潜むルーチェモン・ラルバが本体という設定もあるが、本作ではラルバは登場せず(ゲヘナの中にもいなかった)、サタンモードのままで倒されている。
- ルーチェモンフォールダウンモード
- 完全体。本作ではルーチェモンの本来の姿という設定。
- ルーチェモンサタンモード
- 究極体。本作ではルーチェモンが闇に呑まれ暴走した形態という設定。
フォレストゾーン
森一面の世界。強力なデジモンが多く生息しており、バグラ軍も侵攻を控えていた。「密林の聖地」という場所があり、そこには聖なるデジモンのデッカードラモンがいる。
- スティングモン
- 声 - 織田優成
- 成熟期。フォレストゾーンを守るデジモン。アカリ、ゼンジロウ、ベルゼブモンを敵と誤解し、襲いかかるが、ライラモンの説得により、それを止め、アカリ達を守り神と呼ばれるデッカードラモンの元に案内する。デッカードラモンのブルーフレア加入後は、フォレストゾーンを任された。
- デジタルワールド統合後はハニーランドで先陣切ってザミエールモンを倒そうとしたが、ハニービーモン達に大量のパワーを奪われる。ザミエールモンを倒した後はメルヴァモンからハニーランドを任された。
- ライラモン
- 声 - 笠原留美
- 完全体。スティングモンと共にフォレストゾーンを守るデジモン。
- アカリとゼンジロウを恋人同士と誤解し、自分とスティングモンのことを「愛の戦士」と呼ぶ。
- デッカードラモンに認められるための踊り「ラブラブダンス」をアカリとゼンジロウに伝授するがその踊りはとても恥ずかしく、クロスハートの一部のメンバーは直視できないほどだった(ドルルモン曰く「半端ではない恥ずかしさ」、モニタモン曰く「見てる方が恥ずかしくなる」)。
- デジタルワールド統合後はハニーランドでレジスタンス活動を行っており、ザミエールモンを倒した後はメルヴァモンからハニーランドを任された。
- コンゴウモン
- 声 - 稲田徹
- アーマー体。タクティモンの部下。フォレストゾーンの攻略を任されていたがスティングモンに手を焼いていてタイキ達が来るまでほとんど侵攻が進んでいなかった。その後グランクワガーモンの大軍を率いて総攻撃をかけるも、ベルゼブモンの手でグランクワガーモンもろとも粉砕された。
ダストゾーン
ゴミで満ち溢れた世界。暴君グランドロコモンの言うがままに住民達がスクラップを集めさせられており、他人から盗んででも入手しなければならず、住民達の間では争いが絶えない。
- ピノッキモン
- 声 - 難波圭一
- 究極体。ダストゾーンの住民。嘘をつくと鼻が伸びる。
- 瓦礫の崩壊に巻き込まれ死んだと思われていたが、一人で生き抜いてきた。ダストゾーンから抜け出すべくクロスローダーを奪いグランドロコモンに献上するが、裏切られる。その後グランドロコモンの攻撃を受け窮地に陥るが、タイキ達やゾーンの仲間達に助けられ、仲間を信じる心を取り戻す。その後のダークナイトモンとの戦いにも協力し、タイキにデジメモリを渡した。
- グランドロコモン
- 声 - 佐々木望
- 究極体。走り出したら止まらず、その後には何も残らないというダストゾーンの暴君。相棒のハグルモンと二人だけでダストゾーンから脱出しようと画策し、クロスローダーを手に入れるべくゾーンの住民達を騙してスクラップを集めさせ、遂にはピノッキモンから入手するが、脱出しようとゲートを開こうとしていた所をタイキ達やガーベモン、ピノッキモン達に妨害され、失敗。クロスローダーはタイキの手に戻り、最期はシャウトモンX4に倒される。
シノビゾーン
モニタモンたちが暮らす世界。森と林に覆われたゾーンだが、建造物は戦国時代の日本のようなものになっており、住民全員が忍者の格好をしている。
- モニタモン長老
- 声 - 菊池正美
- モニタモンのリーダー格。髭が生えており、テレビのアンテナを模した杖を持っている。
- カラテンモン
- 声 - 八奈見乗児
- 完全体。女神の戦士団のものとは別個体。シノビゾーンのコードクラウンの所持者。前の持ち主を笑わせた者がコードクラウンを受け取れるという規則に基づき、自分を笑わせた者にコードクラウンを譲る。
- ムシャモン
- 声 - 長嶝高士
- 成熟期。ブラストモンの部下で、モニタ城を占拠していた。時代劇を好んでおり、いつも城のテレビで鑑賞している。シノビゾーンの姫を人質にゾーンのコードクラウンを要求していた。城に潜入したゼンジロウとモニタモン達に襲い掛かるが、モニタモン達がデジクロスしたハイビジョンモニタモンの攻撃で城から弾き出された末にシャウトモンX5の攻撃を受けて部下もろとも粉砕された。
- シュリモン
- アーマー体。ムシャモンの側近で、本作では体色の黒い個体が登場。ガイオウモンとアシュラモンを引き連れてクロスハートと交戦したが、最後にはシャウトモンX5の手でムシャモンや部下ごと討ち取られた。
- エテモン
- 声 - 幸野善之(親分)
- 完全体。シュリモンの部下の影の忍者軍団で、サルスーツの下に忍者の衣装を着ている。タイキ達を騙してコードクラウンを横取りしようとするが、返り討ちにされる。
ディスクゾーン
何層もの光ディスクが地盤を構成している世界。老朽化が進んでおり、衝撃や振動に弱くなっている。バグラ軍とブルーフレア、クロスハートの戦いの影響で崩壊が致命的な段階まで進んでしまった。クロスハートの助けにより、住民達はシノビゾーンへ避難することができた。公式サイト等では「プリズムゾーン」と表記されている。
- メルキューレモン
- ハイブリッド体。ディスクゾーンのデジモン達のリーダーだったが、メタルグレイモンに倒され、コードクラウンをキリハに渡した後、消滅する。
- シーホモン
- 声 - 山田真一
- アーマー体。ディスクゾーンの住民。メルキューレモン亡き後の住民達をまとめ、クロスハートにディスクゾーンの現状を伝える。
- パンバチモン
- 声 - 矢口真里
- ディスクゾーンの住民。パンダとバチを合わせたようなデジモン。「アニメ制作潜入ツアー!!デジモンができるまで」で行われた「アニメ愛テスト」で勝利した矢口真里本人が考案し、自ら声優を務めた[9]。
- ルナモン
- 声 - 今野宏美
- 成長期。ディスクゾーンの住民。シノビゾーンへ避難した後、シャウトモンからデジノワをもらった。
- 第2期ではゴールドランドにて、オレーグモンに操られていたが、オレーグモンの敗北により開放され、金賊号で仲間を探す旅に出る。
- バルブモン
- 完全体。ブラストモンの配下で、帰還したブラストモンが自分の代役として呼び出したデジモン。シャウトモン不在により、デジクロスできないクロスハートを苦しめたが、シャウトモンX4Kに倒される。
スイーツゾーン
お菓子の聖地。お菓子の家が建っており、データの雪が降っている。スイーツ好きのデジモンとたくさんのパティシエたちが暮らしている。バグラ軍に占領されており、支配者のマタドゥルモンが超甘党であるため、パティシエたちを集めてお菓子を作らせている。住民たちは地下に監禁され、ブレイクドラモンのエネルギー源にされていた。
- スパーダモン
- 声 - 真田アサミ
- スイーツゾーンの住人。バグラ軍に支配されたスイーツゾーンを救うための援軍を探していた所をクロスハートに出会い、彼らをゾーンへと招き寄せた。
- その後はクロスハートのお菓子作りに協力し、ワルもんざえモンとの戦いではシャウトモンX4ともデジクロスしてシャウトモンX4Sとなり、その勝利に貢献した。
- 第2期ではゴールドランドにて、オレーグモンに操られていたが、オレーグモンの敗北により開放され、金賊号で仲間を探す旅に出る。
- コロナモン
- 声 - 井上富美子
- 成長期。スパーダモンの友達で、スイーツゾーンのパティシエの1人。マタドゥルモンに監禁されていたが、ネネによって救出された。
- キュートモンの両親と会った事があり、二人の生存をキュートモン達に伝えた。
- 前週に登場したルナモン同様ゲームからの初アニメ出演である。
- 第2期ではゴールドランドにて、オレーグモンに操られていた。
- キュートモン パパ、ママ
- 声 - 馬場圭介(パパ)、井上富美子(ママ)
- キュートモンが捜し求めていた両親。ブレイクドラモンの体内に捕らわれていたが、タイキとスパーダモンに助け出され、息子との再会を果たす。
- その後は、キュートモンが旅を続けるのを許した。
- マタドゥルモン
- 声 - 平田広明
- 完全体。タクティモンの配下でスイーツゾーンの支配者的存在。気障な性格でスペイン語混じりの言葉遣いが特徴。
- 自分が認めたお菓子職人としか面会せず、クロスハートとワルもんざえモンのスイーツ勝負ではクロスハートの作ったまずそうだが思いのこもっているサツマイモのケーキに軍配を上げた。
- スイーツゾーンの住人を地下施設に監禁し、究極の破壊デジモンの製造に従事しているとされ、タクティモンから一筋縄では行かない奴と評価されている。最期は、ブレイクドラモンと共にシャウトモンX5に倒される。
- ワルもんざえモン→ギガワルもんざえモン
- 声 - 龍谷修武
- 完全体。マタドゥルモン直属のパティシエ。クロスハートとのスイーツ作りの勝負では、バナナを知らないシャウトモンとバリスタモンを「バナナは皮を使うので中身は食べてしまえ」と騙したり、フルーツを全て持ち去って妨害するなど卑怯な性格。
- しかし、結局は敗北し、マタドゥルモンの命令の元、もんざえモン達と合体してクロスハートに襲いかかるが、シャウトモンX4Sに倒される。
- ギガワルもんざえモン
- ワルもんざえモンともんざえモン達が合体した形態。
- ブレイクドラモン
- 声 - 福原耕平
- 究極体。スイーツゾーンの地下に隠されていた究極の破壊デジモン。デジタルワールドの分裂はこのブレイクドラモンの仕業と言われている。
- スイーツゾーンのデジモン達から奪ったデータを吸収して再起動し、さらにキュートモン夫妻の力によって再生能力を身につけている。
- 体内にキュートモンの両親を捕らえており、シャウトモンX5も攻撃の手が緩んだが、タイキとスパーダモンによってキュートモンの両親が救出されると形勢は逆転し、マタドゥルモンと運命を共にし、倒される。
ソードゾーン
真の剣士を目指すデジモン達が集う場所。タクティモンとクロスハート・ブルーフレアの最終決戦の場となる。
- グレイドモン
- 声 - 置鮎龍太郎
- 完全体。タクティモンの部下。最初は従来と異なる紫色の体色で、顔つきも違っていたが、「グレイドモンが良いデジモンだったら良かった」というタイキの思いと、コードクラウンの力で、従来通りの金色の体色になり、顔つきも変化した。
- 復活した後は悪の心が薄まり、最期はタクティモンからタイキを守り、タクティモンが出現させた塔と共に自爆する。
ドラゴンランド
第一の国。「始まりと絶望の国」と言われ、ドラゴンデジモンが多く生息する。一見すると青空と花畑が広がる平和な国にも見えるが、山の中や地下にはドラゴンデジモンが発進するハッチがいくつも隠されている。バグラ軍に所属するドラゴンデジモンは、将軍のドルビックモンと同じく竜哭の谷の花の花粉を苦手とする。
- ファンロンモン
- 声 - 伊藤健太郎
- 究極体。ドルビックモンの部下で、ドルビックモンからは「竜の鑑」と評されている。ドルビックモンに極めて忠実で、戦闘時にはドルビックモンにデジクロスする事で、その手足となる。
- 本来は、デジタルワールドの神である四聖獣を統べる非常に偉大なデジモンという設定だが、本作では一介のデジモンとしか描写されていない。
ヴァンパイアランド
第二の国。霧の結界により、朝が訪れない世界となっている。霧の結界はネオヴァンデモンの城の中に存在する制御装置によって稼働しているが、タイキによって破壊された。
- ロップモン
- 声 - 西村ちなみ
- 成長期。ヴァンパイアランドの住民。「神の使い」と称される種族であり、ネオヴァンデモンが不死の力を得るために必要であるとして、チョコモンから進化した後バグラ軍に狙われる。
- そのうちの一体は取り込まれた仲間達を救うためにネオヴァンデモンと戦い、シャウトモンと共に吸収される。そこで仲間達の力を得て伝説の白いロップモンの力を覚醒させ、オメガシャウトモンとジークグレイモンにダブルクロスの力を与えた後に消滅した。
ハニーランド
第三の国。鬱蒼と木々が生い茂るジャングルのようなランドで、ここではザミエールモンによるエネルギー搾取が行われており、住人は生かさず殺さずの状態となっている。メルヴァモンがレジスタンスを率いて戦っていた。
- イグニートモン
- 声 - 阪口大助
- メルヴァモンの弟でザミエールモンの部下。強いものには従わなければいけないと考えてザミエールモンの部下になった。しかし、メルヴァモンとの戦いの末に考えを改め、ザミエールモンに反旗を翻す。
- ザミエールモンを倒した後はメルヴァモンからハニーランドを任された。
- グランディスクワガーモン→グランディスクワガーモン ハニーモード
- 声 - 岸尾だいすけ
- 究極体。ザミエールモンの部下。ハニービーモンとデジクロスしてメルヴァモンに挑むも、ジェットメルヴァモンに敗北した。
- グランディスクワガーモンハニーモード
- グランディスクワガーモンとハニービーモン達が強制デジクロスさせられた形態。
サイバーランド
第四の国。未来都市を思わせる町並みが広がるが、住民の気配は無い。スプラッシュモン以外のデジモンは全て彼に操られた偽物であった。
- ルカ
- 声 - 金田朋子
- ホエーモンの内部にいた少女。クロスハートのメンバーと親しく接するが、その正体は、スプラッシュモンの瑠璃色ドリッピンに操られた人形だった。
- ドリッピン
- スプラッシュモンが作り出した水の精霊。他人を信用できなくなる作用を持つ赤のドリッピン、自分に見惚れさせる作用を持つ桜色ドリッピン、痺れの作用を持つ黄色のドリッピン、ルカを操っていた瑠璃色ドリッピン等が登場している。
ゴールドランド
第五の国。黄金の海が広がり、陸地も黄金で出来ている世界。前身の一つであるゴールドゾーンはオレーグモンの領地で、バリスタモンの生まれた場所でもある。
- マーメイモン
- 声 - 塩山由佳
- 完全体。オレーグモン率いる金賊団の一員。メルヴァモンに敗北し消滅した。
キャニオンランド
第六の国。その名のとおり険しい峡谷で覆われたランドである。
- アヌビモン
- 声 - 赤羽根健治
- 究極体。グラビモンの側近を務めており、複数存在している。
その他
- オメガモン
- 声 - 島田敏
- 究極体。タイキにクロスローダーを与え、デジタルワールドに導いた張本人。元々はデジタルワールドの正義の意志を守護する騎士団の一員で、デジタルワールドの分裂を阻止しきれず、仲間と共にデジメモリとなって散らばってしまい、唯一人間界に落ちたのがオメガモンである。そして、デジモン達のメロディを聞き取れる資質のある者を探し続け、タイキと巡り会った。
- なお、前述の「騎士団」とは、デジメモリのデジモン達のことであり、従来の設定でオメガモンが所属しているロイヤルナイツのことを言っているのではない。
- タイキの母
- 声 - 桑島法子
- タイキの母。自由奔放で能天気な性格。タイキからデジタルワールドの話を聞かされても信じなかったが、オメガシャウトモンとタクティモンの戦いを目の当たりにする。
- アカリの家族
- 声 - 坂本千夏(母)、菊池正美(父)
- アカリの両親、弟が二人と妹が一人。アカリからデジタルワールドの話を聞かされても信じなかった。
- 公式サイトでは、アカリに弟が三人いる事になっている。
- 蒼沼 大悟(あおぬま だいご)
- 声 - 遠藤守哉
- キリハの父。蒼沼グループの総帥でキリハに厳しく、「強くなければ生きている資格がない」というほどであった。しかし、それはキリハに強くなる事で本当の仲間が出来るようになってほしかったからであり、キリハは後にその真意に気づいた。妻同様の事故で亡くなってしまう。
- 本名は本編では呼称されていないがデジタル放送の字幕で表示されている。
- 蒼沼 マリア(あおぬま -)
- 声 - 吉川未来
- キリハの母。キリハに優しかったが、交通事故で亡くなってしまう。
- 本名は本編では呼称されていないがデジタル放送の字幕で表示されている。
作中アイテム
- デジモンクロスローダー
- ジェネラルの証であり力の要でもある携帯アイテム。単にクロスローダーとも呼ばれる。レトロマイクを模した形をしており、ボディカラーは初めは白色だが、所有者が契約時に名前を発すると、それに応じて変化する。それぞれの色は、タイキ:赤、キリハ:青、ネネ:黒(のちに薄い菫色)。
- デジモンの収納/実体化、ゾーン移動のゲート開放、デジメモリの起動など、数多くの機能をもつが、最大の特徴はデジクロスと超進化を発動できることにある。
- ダークネスローダー
- ダークナイトモンが持つ、クロスローダーに似た機能を有する謎のアイテム。周囲のデジモンを合意に関わらず強制的にデジクロスさせるなど、禍々しい力を秘めている。
- リスター
- クロスハートの腕時計型通信機。バリスタモンが体内で製造する。
- コードクラウン
- デジタルワールドのゾーンの全データが記録されたメモリーチップで、ゾーンの支配者の証。SDカードのような形で、菱形の結晶に内包されている。デジタルワールドが分解された時に散らばってしまった。多くは封印状態にあり詳しい所在が分からない。クロスローダーに挿入することで他のゾーンへ移動する道が開くようになる。全てのコードクラウンを手に入れるとその所有者の思い通りの世界になるらしい。
- ゾーンの数と同数(全108個)存在し、29話にてタイキとキリハの持っているコードクラウンもタクティモンに全て奪われ、全てのコードクラウンがバグラモンの手に渡ってしまい、デジタルワールド再統合のきっかけともなった。
- デジメモリ
- 伝説のデジモンの記憶が封印されたメモリーチップ[10]。メモリースティックのような形である。クロスローダーに差し込むことで使用でき、そのデジモンの必殺技を発動できる。但し、一度使うとメモリのデジモンの絵がシルエットになってしまい、他のゾーンに移動するまで使用できない。これまでに登場したメモリと技、備考は次の通り。
- その正体はオメガモンと共に騎士団を結成していたデジモン達で、デジタルワールド分裂の際にそれを防ぎきれず、デジメモリとなり各地に飛んで行った。
- リヴァイアモン<ロストルム> - 本来ロストルムは巨大な顎で全てを飲み込む技だが、本作ではビームのような物になっている。
- マリンエンジェモン<オーシャンラブ> – 複数体で出現。
- アグモン<トリプルベビーフレイム> - 3体で出現。
- ガルルモン<フォックスファイアー>
- ホーリーエンジェモン<ヘブンズゲート> - 本来ヘブンズゲートはゲートでデジモンを脱出不能な亜空間に閉じ込める技だが、本作ではデジモンを他の場所に飛ばす技になっている。
- ギルモン<ロックンロールブレイカー>
- パタモン<エアーガスト> - 複数体で出現。
- メタルガルルモン<コキュートスブレス>
- ダークドラモン<ギガスティックランス>
- インプモン<ピラー・オブ・ファイアー>
- テイルモン<ネコスクラッチ>
- デジノワ
- デジタルワールドにある菓子。木に4本1組で生えており、デジモン達の大好物である。『デジモンスナック デジノワ』として実際に商品化もされている。
作中用語
- デジクロス
- デジモン同士を合体させること。従来のジョグレス進化とはまた別の手法で単にパワーアップするだけではなく、デジクロスさせるデジモンの組み合わせによって様々な姿になるのが特徴。デジクロスに類似した能力として、吸収合体がある。
- 中心になっているデジモンの体力や精神力が尽きるとデジクロスが解けてしまう。
- 玩具では「デジモンクロス」と表記される場合もある。
- ダブルクロス
- 超進化した状態の2体のデジモンをデジクロスさせること。
- クロスオープン
- デジクロスを解除させること。
- 吸収合体
- デジクロスに類似した、バグラ軍の幹部デジモンが行うことができる、自分の配下のデジモン達を吸収する能力。詳細は不明。
- 強制デジクロス
- ダークネスローダーを用いることで可能な能力。吸収合体に似た能力だが、自分の配下デジモン以外のデジモンを吸収することも可能である。
- 超進化
- デジクロスと違い、単体のデジモンがある条件によってパワーアップすること。超進化が発動される際は、超進化の対象となるデジモンをイメージさせるマークがクロスローダーに表示される。
- ジェネラル
- デジモンクロスローダーを操り、デジクロスさせることができる指令官。デジモン達の間では伝説の存在として語られている。タイキ、キリハ、ネネ、ユウがこれに該当する。
- ゾーン
- デジタルワールドにおける国のようなもの。個々のゾーンはデジタル空間に浮かぶ小世界として存在しており、ゾーン間の移動を安全に行うには特別な能力やアイテムが必要である。クロスローダーはそれを可能にするデジヴァイスである。ゾーンが地続きでないのはデジタルワールドの分裂という災厄の結果である。ひとつのゾーンにつきひとつのコードクラウンが存在しており、それを所持する者がそのゾーンの支配者とされる。バグラ帝国は全ゾーンを支配するべく活動を行っている。
- ランド
- デジタルワールド再統合後に誕生した国。七つ存在し、それぞれデスジェネラルによって支配されている。
スタッフ
- 原案 - 本郷あきよし
- 連載 - 『Vジャンプ』(集英社)
- シリーズディレクター - えんどうてつや
- シリーズ構成 - 三条陸
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 浅沼昭弘
- 美術デザイン - 行信三
- 色彩設計 - 板坂泰江
- 音楽 - 山下康介
- 編集 - 片瀬健太
- プロデューサー - 松久智治(テレビ朝日)、櫻田博之(東映アニメーション)
- 製作担当 - 松坂一光
- 制作協力 - 東映
- 制作 - テレビ朝日、東映アニメーション
主題歌
オープニングテーマ
- 「ネバギバ!」(第一期)
- 作詞 - Sonar Pocket / 作曲 - Sonar Pocket・木之下慶行 / 編曲 - 木之下慶行
- 歌 - ソナーポケット(ユニバーサルミュージック→徳間ジャパンコミュニケーションズ)
- ※第二期では、この曲をアレンジしたBGMが毎話冒頭で流れている。
- 「New World」(第二期)
- 作詞・作曲・編曲 - kz (livetune)
- 歌 - TWILL
挿入歌
- 「WE ARE クロスハート!」
- 作詞 - 三条陸 / 作曲・編曲 - 山下康介 / 歌 - 和田光司
- 「BLAZING BLUE FLARE」
- 作詞 - 三条陸 / 作曲 - 高取ヒデアキ / 編曲 - 籠島裕昌 / 歌 - 高取ヒデアキ
- 「×4B THE GUARDIAN」
- 作詞 - 三条陸 / 作曲・編曲 - 山下康介 / 歌 - 和田光司
- 「空舞う勇者!×5」
- 作詞 - 三条陸 / 作曲・編曲 - 山下康介 / 歌 - 和田光司
- 「DARK KNIGHT~不死身の王者~」
- 作詞 - 三条陸 / 作曲 - 山下康介 / 歌 - 谷本貴義
- 「Evolution &Digixros ver.TAIKI 」
- 作詞 - 三条陸 / 作曲・編曲 - 山下康介 / 歌 - 和田光司&谷本貴義
- 「Evolution &Digixros ver.KIRIHA 」
- 作詞 - 三条陸 / 作曲 - 山下康介 / 編曲 - 福廣秀一朗 / 歌 - 谷本貴義&和田光司
- 「WE ARE クロスハート! ver.X7」
- 作詞 - 三条陸 / 作曲・編曲 - 山下康介 / 歌 -和田光司&谷本貴義&宮崎歩
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 美術 | 放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
デジモンクロスウォーズ | |||||||
1 | タイキ、異世界へ行く! | 三条陸 | えんどうてつや | 竹田欣弘 | 行信三 | 2010年 7月6日 | |
2 | シャウトモン、吠える! | 貝澤幸男 | 仲條久美 | 鹿野良行 | 7月13日 | ||
3 | 強敵(ライバル)キリハ、現る! | 角銅博之 | 藪本陽輔 | 吉田智子 | 7月20日 | ||
4 | アイランドゾーン、激動! | 吉田玲子 | 細田雅弘 | 小泉昇 | 渡辺佳人 | 7月27日 | |
5 | デジメモリ、輝く! | 芝田浩樹 | 高橋晃 | 杦浦正一郎 | 8月3日 | ||
6 | ×4、危機突破! | 小村敏明 | 八島善孝 | 鹿野良行 | 8月10日 | ||
7 | 火山デジモン、大爆発! | 米村正二 | 土田豊 | 直井正博 | 徳重賢 | 8月17日 | |
8 | 猛将タクティモン、迫る! | 暮田公平 | 市川慶一 | 渡辺佳人 | 8月24日 | ||
9 | ドルルモン、風に駆ける! | 角銅博之 | 大西陽一 | 杦浦正一郎 | 8月31日 | ||
10 | タイキ、騎士になる! | 三条陸 | 三塚雅人 | 高橋晃 | 鹿野良行 | 9月14日 | |
11 | クロスハート、燃える! | 貝澤幸男 | 竹田欣弘 | 吉田智子 | |||
12 | サンドゾーン、遺跡で大冒険! | 米村正二 | えんどうてつや | 梨澤孝司 | 渡辺佳人 | 10月12日 | |
13 | タイキ、女神の戦士! | 伊藤睦美 | 細田雅弘 | 八島善孝 | 杦浦正一郎 | 10月19日 | |
14 | 戦士ベルゼブモン、舞う! | 田中仁 | 小村敏明 貝澤幸男 |
三塚雅人 貝澤幸男 |
仲條久美 | 鹿野良行 | 10月26日 |
15 | ヘブンゾーン、楽園の罠! | 吉田玲子 | 芝田浩樹 | 直井正博 | 徳重賢 | 11月9日 | |
16 | 黒騎士デジモン、参上! | 三条陸 石井健太 |
角銅博之 | 市川慶一 | 吉田智子 | 11月16日 | |
17 | 奇跡のデジクロス! シャウトモン×5飛ぶ! | 木原大輔 | 土田豊 | 高橋晃 | 渡辺佳人 | 11月23日 | |
18 | スティングモン、デジモン大密林の勇者 | 三条陸 | 池田洋子 | 大西陽一 | 鹿野良行 | 11月30日 | |
19 | 伝説のデッカードラモン、動く! | 三塚雅人 | 竹田欣弘 | 杦浦正一郎 斉藤信二 |
12月7日 | ||
20 | ダストゾーン、グランドロコモンの大スクラップ都市! | 米村正二 | 貝澤幸男 | 梨澤孝司 | 吉田智子 | 12月14日 | |
21 | 決戦!ダークナイトモン VS クロスハート! | 角銅博之 | 八島善孝 | 徳重賢 | 12月21日 | ||
22 | ワイズモン、デジタルワールドの秘密! | 三条陸 | 小村敏明 | 小松こずえ | 渡辺佳人 | 2011年 1月11日 | |
23 | シノビゾーン、お笑い忍者バトル! | 吉田玲子 | 細田雅弘 | 直井正博 | 鹿野良行 | 1月18日 | |
24 | 落ちこぽれモニタモンズ、がんばる! | 芝田浩樹 | 高橋晃 | 吉田智子 | 1月25日 | ||
25 | ゾーン崩壊! 火花散るタイキとキリハ! | 三条陸 | 土田豊 | 八島善孝 | 徳重賢 | 2月1日 | |
26 | シャウトモン、キングの証! | 角銅博之 | 大西陽一 | 渡辺佳人 | 2月8日 | ||
27 | スイーツゾーン! 甘党デジモンバトル! | 米村正二 | 小村敏明 | 三塚雅人 | 竹田欣弘 | 鹿野良行 | 2月15日 |
28 | 最終兵器発動! がんばれキュートモン! | 貝澤幸男 | 仲條久美 | 行信三 | 2月22日 | ||
29 | タイキ・キリハ VS バグラ軍、全面決戦! | 三条陸 | 細田雅弘 | 梨澤孝司 高橋晃 |
渡辺佳人 | 3月1日 | |
30 | 新たなる旅立ち!! 東京大決戦!! | 八島善孝 | 三塚雅人 | 八島善孝 | 鹿野良行 | 3月8日 | |
デジモンクロスウォーズ 〜悪のデスジェネラルと七つの王国〜 | |||||||
31 | 新たなる世界へ! 火烈将軍のドラゴンランド | 三条陸 | 角銅博之 | 直井正博 | 吉田智子 | 4月3日 | |
32 | 立ち上がれキリハ! クロスハート奪回作戦 | 土田豊 | 高橋晃 | 徳重賢 | 4月10日 | ||
33 | 背筋ゾワゾワ! 月光将軍のヴァンパイアランド | 米村正二 | 小村敏明 | 大西陽一 | 渡辺佳人 | 4月17日 | |
34 | 死ぬなグレイモン! シャウトモンDX(ディークロス)誕生 | 貝澤幸男 | 梨澤孝司 高橋晃 |
鹿野良行 | 4月24日 | ||
35 | パワーが吸われる! ハニーランドの狩人たち | 吉田玲子 | 細田雅弘 | 八島善孝 | 杦浦正一郎 大谷正信 |
5月1日 | |
36 | 笑う狩人! 木精将軍ザミエールモン | 角銅博之 | 直井正博 | 井斧達朗 | 5月8日 | ||
37 | 弟よ、なぜ!? 敵ジェネラル・ユウの悪夢 | 三条陸 | えんどうてつや | 三塚雅人 | 高橋晃 | 渡辺佳人 | 5月15日 |
38 | 謎のサイバーランド! 鋼の街の美少女 | 米村正二 | 土田豊 | 竹田欣弘 | 鹿野良行 | 5月22日 | |
39 | クロスハート分裂の危機! 水虎将軍の卑劣なワナ | 八島善孝 | 三塚雅人 | 大西陽一 | 杦浦正一郎 斉藤信二 |
5月29日 | |
40 | 陽気な海賊、現る! ゴールドランドの航海!! | 三条陸 | 細田雅弘 | 八島善孝 | 吉田智子 | 6月5日 | |
41 | 金賊のオレーグモンが笑う! さらばクロスハート! | 角銅博之 | 直井正博 | 徳重賢 | 6月12日 | ||
42 | キリハにささやく! 峡谷の土神将軍、魔の誘い | 米村正二 | 貝澤幸男 | 小松こずえ | 渡辺佳人 | 6月26日 | |
43 | 強き愛を! デッカードラモン最期の叫び!! | えんどうてつや | 三塚雅人 | 高橋晃 | 鹿野良行 | 7月3日 | |
44 | きずなのX7! グラビモンとの壮絶バトル!! | 吉田玲子 | 土田豊 | 梨澤孝司 | 杦浦正一郎 大谷正信 |
7月17日 |
放送局
放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 備考 |
---|---|---|---|
第一期(全国同時放送) | |||
テレビ朝日系列24局 | 2010年7月6日 - 2011年3月8日 | 火曜 19時27分 - 19時54分 | 同時ネット |
第二期(全国同時放送) | |||
テレビ朝日系列24局 | 2011年4月3日 - | 日曜 6時30分 - 7時00分 | 同時ネット |
映像配信 | |||
テレ朝動画 東映アニメBBプレミアム バンダイチャンネル |
有料配信 (第1話のみ無料配信) |
漫画版
テンプレート:漫画 漫画雑誌『Vジャンプ』(集英社)2010年8月号から、漫画版が連載開始されている。作者は中島諭宇樹。
概要
過去にVジャンプで連載されていた月刊漫画作品、デジモンアドベンチャーVテイマー01とデジモンネクストはどちらも、同時期にテレビ放映されていたアニメ作品とはリンクしている点もありつつも、アニメ作品とは世界も登場キャラクターも異なる独自の作品であった。
それに対し、Vジャンプでの月刊漫画作品第三作となる今作は、デジモンのメディアでは初の、アニメと同じタイトルのコミカライズ漫画作品となった。
メインとなるキャラクターや設定や世界観はアニメ版デジモンクロスウォーズと同じだが、ストーリーの展開や登場キャラクター等はアニメと大きく異なり、アニメとは大きく異なる内容の作品となっている。
アニメや玩具には登場しない漫画オリジナルのデジクロスも披露している。
アニメ版と漫画版のストーリーの大きな違いに伴い、多くの登場キャラクターで設定や性格やキャラ付けが変わっている。
月刊連載の漫画版はアニメ版よりも進行が遅いので、読者を飽きさせないためにあえて展開を変えている、と中島諭宇樹は述べている。デジモンクロスウォーズ漫画版が連載開始される先月までVジャンプで連載されていた中島諭宇樹作のコミカライズ漫画作品、エレメントハンター漫画版でも、中島諭宇樹は同じようなことを述べている(エレメントハンター漫画版も、アニメとは展開が大きく異なる漫画作品である)。
作中の所々にデジ文字が使われている。デジ文字の内容は、本編とは直接関係ない、作者が遊び心で入れた内容。
進化の概念がアニメ版とはさらに異なり、一度ある姿に生まれついたデジモンがその性質を大きく変えることは無い、と解説された。
エレメントハンターのキャラクターが単行本のオマケ漫画にゲスト出演している。
最強ジャンプ第一号と第二号に「デジモンクロスウォーズ とくべつへん」が掲載された。
単行本
本郷あきよし(原案)、中島諭宇樹(漫画) 『 デジモンクロスウォーズ』 集英社〈ジャンプ・コミックス〉、既刊2巻(2011年7月4日現在)
- 「クロスロード!! 少年達の道は交わる」 2010年12月29日(ISBN 978-4-08-870173-8)
- 「クロスダークネス!! 陰謀の暗黒城!!」 2011年7月4日(ISBN 978-4-08-870263-6)
関連商品
玩具
代表的な物を記述する。
- デジモンクロスフィギュアシリーズ
- 2010年8月7日発売 01シャウトモン&スターモンズセット 価格1890円(税込)
- 2010年8月7日発売 02バリスタモン 価格2310円(税込)
- 2010年8月21日発売 03グレイモン 価格3150円(税込)
- 2010年9月11日発売 04ドルルモン 価格2310円(税込)
- 2010年9月18日発売 05メイルバードラモン 価格3675円(税込)
- 2010年10月16日発売 06ベルゼブモン 価格2625円(税込)
- 2010年11月20日発売 07スカルナイトモン&デッドリーアックスモンセット 価格5040円(税込)
- 2010年11月20日発売 08サイバードラモン 価格2625円(税込)
- 2010年11月20日発売 09スパロウモン 価格2625円(税込)
- 2011年1月15日発売 10デッカードラモン 価格2940円(税込)
- 2011年3月12日発売 11ツワーモン 価格2940円(税込)
- デジクロスを再現できる変形合体玩具。過去のデジモンシリーズの「超進化シリーズ」にあたる。
- デジモンクロスローダー
- 2010年10月16日発売 価格7140円(税込)
- デジモンクロスローダー ブルーフレアサイド
- 2011年1月末日発売予定 価格7140円(税込)
詳細はデジヴァイス#デジモンクロスローダーを参照
- デジクロスアクション
- 2010年9月15日発売 シャウトモン&スターモンズ・バリスタモン・ドルルモン・グレイモン・メイルバードラモン それぞれ価格315円
- クロスフィギュアシリーズの食玩版
- ソフビ デジタルモンスターシリーズ
- 2010年7月17日発売 01シャウトモン 02バリスタモン 03ドルルモン
- 2010年8月7日発売 04グレイモン 05メイルバードラモン 06シャウトモンX4
- 2010年10月9日発売 07ダークナイトモン
- それぞれ価格945円(税込)
- デジモンミニ シャウトモンレッド・グレイモンブルー・ダークナイトモンブラック
- 2010年11月6日発売 それぞれ価格1575円(税込)
- デジモンキャッチがんばれモニタモン!
- 2010年11月13日発売 価格1943円(税込)
- テレビに接続 デジモンクロスアリーナ
- 2010年2月26日発売 価格9240円(税込)
- アーケードゲーム・デジモンクロスアリーナの家庭用。
ゲーム
- デジモンストーリー 超クロスウォーズ レッド/ブルー
- 2011年3月3日発売予定 価格5040円(税込)
音楽CD
マキシシングル
- 『WE ARE クロスハート!』
- 歌 - 和田光司
- 2010年9月29日発売 COCC-16418
- 1.WE ARE クロスハート! (歌 - 和田光司)
- 2.BLAZING BLUE FLARE (歌 - 高取ヒデアキ)
- 3.ドンドコモンで盛り上がれ! (歌 - 小野田浩二、台詞 - ドンドコモン(CV - 櫻井孝宏))
- 4.WE ARE クロスハート! (カラオケ)
- 5.BLAZING BLUE FLARE (カラオケ)
- 6.ドンドコモンで盛り上がれ! (カラオケ)
- 『ネバギバ!』
- 歌 - ソナーポケット
- 2010年11月3日発売 TKCA-73611
- 1.ネバギバ!
- 2.遠恋だけど逢えない時間(とき)もアイシテル。
- 3.ネバギバ!(instrumental)
- 4.遠恋だけど逢えない時間(とき)もアイシテル。(instrumental)
- 5.デジメロディ ファラオモンver.
- 6.デジメロディ マッドレオモンver.
- 7.デジメロディ ゴッドドラモンver.
- ※初回限定盤のみ「デジモンクロスウォーズ」スペシャルジャケット仕様(10,000枚生産限定)
アルバム
- 『デジモンクロスウォーズ オリジナル・サウンドトラック』
- 音楽 - 山下康介
- 2010年9月29日発売 COCX-36471
アーケードゲーム
- 『デジモンクロスウォーズ 超デジカ大戦』
- 2010年8月5日稼働開始。
- 『デジモンクロスアリーナ』
- 2010年8月5日稼動開始。超デジカ大戦やクロスローダーと連動。
菓子
- 『デジモンスナック デジノワ』
- 2010年9月中旬発売。東ハトより発売。劇中に登場するデジノワを再現した菓子。『超デジカ大戦』の第1弾再録カードが1枚付属している。
作中に登場した実在の建造物・地名
- 東雲 (江東区) - ただし実際に描写されている風景は豊洲、春海橋公園、銀座などである[11]。
- 東京スカイツリー - 既に完成している状態で登場しているが、実際の場所とはやや異なる。
エンディングコーナー
次回予告の前に放送されている。
モニタモンの索敵ってステキ
放送開始時(2010年7月6日)~10月12日までのエンディングコーナー。モニタモンがデジモンのプロフィールを紹介し、その後デジモンにちなんだネタを披露し、シャウトモンがツッコミをするというもの。
デジモンデータコレクション
10月19日からのエンディングコーナー。玩具『デジモンクロスローダー』と連動しており、デジメロディというデジモンをリロードさせる特殊な音楽がTVから流れ、デジモンクロスローダーのマイク部分をTVのスピーカーに近づくとデジモンがリロードされる。放送から二日後にはテレビ朝日の番組公式サイトやデジモンウェブでもデジメロディが配信される。電子玩具と直接連動したコーナーがアニメ内に設けられるのは、シリーズ初である。
補足
- 前枠の番組『スティッチ!』と同様にエンディングテーマが無く、全てのスタッフのテロップはオープニングに映されている。
- 火曜時代、直後番組『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』(ABCテレビ制作)のクロスプログラムは、シャウトモンが「この後は『みんなの家庭の医学』!」と言って行う形式。なお2010年11月23日放送の『よゐこの無人島0円生活』(テレビ朝日制作。20:00 - 21:48)へのクロスプログラムは、シャウトモンは行わなかったが、2011年1月11日放送の『トリハダ(秘)スクープ映像100科ジテン 第5弾 2時間スペシャル』(テレビ朝日制作。20:00 - 21:48)へのクロスプログラムは、シャウトモンが「この後は『トリハダ映像100科学ジテン』!」と言ってから行った。
- 地上デジタル放送では連動データ放送が実施されている。これは、デジモンシリーズでは初めてである。テレビ朝日製作アニメ番組としても初で、テレビ朝日系列局制作アニメ番組も含めると『プリキュアシリーズ(朝日放送制作)』に次ぐ2例目である。
- 8話から、デジモンが技を発動する際に技の名前の一部がテロップで表示されるようになった。技名が表示されるのはシリーズ初である。
- シリーズではあまり見られていない流血シーンが描かれている。(ただし赤色ではなく白色)
- 今作が始まってから発売された玩具やゲームでは、従来のデザインのグレイモンやスターモン等は「グレイモンL」「スターモンL」といった表記をされている。「L」はレジェンドの略。
脚注
テンプレート:脚注ヘルプ
- ↑ 直前番組の『スティッチ!〜ずっと最高のトモダチ〜』も同日終了し、テレ朝火曜19時台のアニメ枠は本番組をもって、ひとまず終了する事となった。なお、この枠では翌週3月15日より、俳優・タレント・気象予報士の石原良純が司会を務める1時間のバラエティ番組『トリハダ(秘)スクープ映像100科ジテン』が始まっている。
- ↑ 2010年3月現在、この枠はローカルセールス枠で、テレビ東京系列のアニメ・子供向けバラエティを放送している局が多かった。4月以降、ネットワークセールス枠としてフルネット24局全局ネットとなる。なおテレビ朝日系において日曜朝6:30開始の番組が全国ネット放送になるのは15分番組の『ANNニュースフレッシュ』(1997年4月に6:15に枠移動)以来14年振りとなる。
- ↑ 3.0 3.1 3.2 3.3 http://blog.tvasobi.jp/entries/view/digimon/10300
- ↑ ただしタイキほどではなく、その性格に呆れつつも「良い所」だと認めている
- ↑ 画面内に同時に登場した数の最大は3体であるが、番組最後のコーナー『モニタモンの策敵ってステキ』や公式サイトでは「1匹みかけたら周囲に30匹はいる」とも注釈されている。
- ↑ http://blog.tvasobi.jp/entries/view/digimon/10624
- ↑ オトナアニメの三条のインタビューで判明
- ↑ http://tamashii.jp/t_kokkaku/t_kokkaku.php?eid=00015
- ↑ テンプレート:Cite news
- ↑ ただし、テータ放送の解説では「技カード」と表記されている。
- ↑ http://tianlang2.s206.xrea.com/Digimon-X-Wars.htm
関連項目
- ニチアサキッズタイム
外部リンク
テンプレート:前後番組
|
テンプレート:Vジャンプ連載中 fi:Digimon Xros Wars ko:디지몬 크로스워즈 tl:Digimon Xros Wars